Mirai can NOWとは

未来館では、未来を考える “入り口” として、「Life(ライフ)」、「Society(ソサイエティ)」、「Earth(アース)」、「Frontier(フロンティア)」の4つのテーマを設定しています。「Mirai can Now(ミライキャンナウ)」は、各テーマで進められている未来にむけた研究開発や、その実現に取り組む人々の「いま」に触れ、体験するシリーズ企画です。
これまで開催したMirai can NOWの企画
第8弾 地球飯~Tasty, Healthy, Earth-friendly :Earth

わたしたちが食べている日々のごはんが、いま地球に大きな影響を与えていることをご存じでしょうか。「食」は、気候変動や生物多様性の損失といった環境問題だけでなく、飢餓や飽食など社会的格差も含む複雑な問題を引き起こしています。この企画では、地球にも人にもやさしいごはん「地球飯(ちきゅうめし)」をみなさんに提案し、いま世界で起きている「食」に関する問題を知り、日常でできるさまざまなアイデアを参考にしながら、自分にぴったりの「地球飯」を考えました。
会期:2024年9月11日(水) ~12月9日(月)
第7弾 地震のほしをさぐる ―地球深部探査船「ちきゅう」再び東北沖7000mの深部へ! :Frontier

地震は、地球という「ほし(惑星)」が生みだすダイナミックな活動の一つです。地球のさまざまな場所で日々起きている地震。そのメカニズムの解明にいどむのが、全長210メートル、世界最高レベルの科学掘削能力をもつ地球深部探査船「ちきゅう」です。この企画では「ちきゅう」の模型展示や地震の謎にとりくむ研究者などの紹介を通して、地球科学研究の壮大なスケールと情熱に迫りました。
会期:2024年8月1日(木) ~9月9日(月)
第6弾 春の茶話会「ねぇ、未来館でお茶しない?」 :Life

おいしいお茶を飲みながら、研究者や科学コミュニケーター、ほかの参加者とおしゃべりする茶話会を開催。専門家とともに、お茶についてさまざまな角度から考える「研究者と茶話会」では、“お茶”の製法や育種、“お茶すること”がもつ意味について参加者のみなさんと一緒に考えました。
会期:2024年3月20日(水) ~4月15日(月)
第5弾 コトバにならないプロのワザ~生成AIに再現できる? :Society

詩人の谷川俊太郎さん、お笑いコンビ・スピードワゴンの小沢一敬さん、子育て経験をもとにした著書のある大場美鈴さんの3人の言葉のプロたちが、社会的な関心が高まっている生成AI(チャットGPT)を活用して、言葉にならない自らの暗黙知、プロの“ワザ”の再現に挑戦。その様子をオリジナル動画として会場で公開しました。
会期:2023年9月13日(水) ~11月13日(水)
第4弾 「どうする!? プラごみ」 :Earth

プラごみを集めてつくったオブジェが、未来館の地球ディスプレイ「ジオ・コスモス」前に登場。プラごみ問題の解決にとりくむ実践者と一緒にみんなで解決策を探りました。展示で紹介した5人は、いずれも暮らしに関係のある企業の人たち。活動を通じて、問題を解決するために“みなさんといっしょに考えたい問い”も展示しました。
会期:2023年4月1日(土) ~8月31日(木)
第3弾 「宇宙に夢中、発信中! ~体感する宇宙遊泳と月面探査~」 :Frontier

仮想空間で国際宇宙ステーション(ISS)周辺の船外活動に挑戦するVR体験と、月への打ち上げが決まっている超小型月面探査車「YAOKI」の操縦体験をとおして、今後実際にできるかもしれない宇宙遊泳や月探査を一足先に疑似体験したイベントです。
会期:2023年2月22日(水) ~3月31日(金)
第2弾 「“わたし”をアップデート」 :Life

身体機能を測定するさまざまな技術により体験者の現在の心身の状態を科学的に見える化しました。また、人間、地球、微生物などさまざまな視点から健やかさについて考える展示ツアーやトークイベントも実施。自分自身の「いま」を知り、体験者が望む心身の在り方を考えました。
会期:2022年10月5日(水) ~12月3日(土)
第1弾 「空想⇔実装 ロボットと描く私たちの未来」 :Society

ソファー型の移動ロボットpoimo(ポイモ)や、まるで旅行代理店での接客担当者のように観光案内をしてくれる対話ロボットなど、企業や大学で研究開発中のロボット技術を公開。また、専門家を交えて、未来をつくる技術やアイデアをテーマにしたワークショップやトークイベントを実施しました。
会期:2022年7月8日(金) ~8月31日(水)