宇宙に夢中、発信中!体感する宇宙遊泳と月面探査

※イベントは終了しましたが、関連する特別展示「新しいアイデアで、より良い『宇宙での暮らし』を!」は、4月24日(月)まで展示中です。

「宇宙旅行」や「月での生活」。民間人も宇宙に行く時代がはじまろうとしている今、そんな夢のような出来事がもう夢ではないかもしれません。実際に宇宙に行けるようになる前に、未来館で、最新のVR技術や、月探査のために開発されたローバーを使って、一足先に宇宙遊泳や月探査の疑似体験をしてみましょう。

一つ目は、仮想空間で国際宇宙ステーション(ISS)周辺の船外活動に挑戦するVR体験。もう一つは、月への打ち上げが決まっている超小型月面探査車「YAOKI」の操縦体験です。宇宙遊泳や月面探査のリアルな体験をしたあとは、館内にある宇宙関連の展示をスタンプラリーでめぐりながら、あなた自身の「宇宙でやってみたいこと」を考えてみてください。

日本科学未来館では、2021年4月に発表した「Miraikan ビジョン 2030」を踏まえて、未来を考える“入り口”として、「Life(ライフ)」「Society(ソサイエティ)」「Earth(アース)」「Frontier(フロンティア)」の4つのテーマを設定しました。
「Mirai can Now」は、未来にむけた研究開発や、その実現に取り組む人々の「いま」に触れ、体験するシリーズ企画で、第1弾「空想⇔実装 ロボットと描く私たちの未来」、第2弾「“わたし” をアップデート」につづいて、今回は「Frontier」をテーマにした第3弾です。

会場の様子

スライド 1: ISSメタバース体験の様子
ISSメタバース体験の様子
スライド 2: 月面探査車YAOKI操縦体験の様子
月面探査車YAOKI操縦体験の様子
スライド 3: 対話エリア
対話エリア

イベントラインナップ

メタバースで体感! 宇宙飛行士が見ている世界

メタバースに飛び込んで、宇宙を体感しよう!

国際宇宙ステーション(ISS)で働く宇宙飛行士たちは、どんな景色を見ているのでしょうか? VRゴーグルを使い、あなたも宇宙にいる気分を味わってみましょう。地球軌道上のISSを仮想空間に再現した「THE ISS METAVERSE」では、みんなで宇宙飛行士になって宇宙遊泳を体験できます。常に変化しつづけるISSの飛行位置と、地上の昼夜をリアルタイムに反映した光景が、あなたの目の前に。ぜひ体験者同士でコミュニケーションしながら、誰でも宇宙に行けるようになった未来を想像してみてください。

■イベント開催概要
開催期間:2023年2月22日(水)~3月31日(金)
開催場所:1階 シンボルゾーン 特設会場
対象:13歳以上の方(VRゴーグルを着用できる方)
参加方法:当日、体験会場にて整理券配布
協力:株式会社バスキュール、国立研究開発法人宇宙航空研究機構

世界最小! 月面ローバー「YAOKI」を操縦してみよう!

世界最小の月面探査車。上手に操縦できるかな?

現在、月で人間が生活することを目指す計画が進められています。そのために、人間が住む場所を探したり、そもそもどのような資源がどのような場所にあるのかを調べたりする必要があります。その調査で活躍が期待されているのが、無人月面探査車(ローバー)です。その一つ、てのひらに載るくらいの大きさの超小型月面探査車「YAOKI」を操縦し、月面探査の未来を体験してみましょう。

■イベント開催概要
開催期間:2023年2月22日(水)~3月31日(金)
開催場所:1階 シンボルゾーン 特設会場
対象:小学3年生以上推奨 ※小学2年生以下の場合、保護者の方も同席してください。
参加方法:当日先着順(土日祝日等、混雑時は整理券を配布する場合があります)
協力:株式会社ダイモン

関連イベント

「超小型月探査車(ローバー)YAOKI操縦&アイデア会議」

月を探査している気分になってYAOKIを実際に遠隔操縦したあと、改良のアイデアを出し合うことができるワークショップを開催します。

開催日時:2023年3月25日(土) 10:30~12:30、14:00~16:00
開催場所:3階 実験工房

「超小型月探査車(ローバー)YAOKI操縦&アイデア会議」について詳しくみる

その他関連展示

特別展示「新しいアイデアで、より良い『宇宙での暮らし』を!」

宇宙の暮らしをよくする新しい生活用品を展示!

宇宙飛行士が生活する国際宇宙ステーション(ISS)は、地上400キロメートル上空にあります。地上とは環境が異なるため、思いもよらない困りごとや不便なことがあるのだそう。そこで2020年に、宇宙航空研究開発機構(JAXA)はそんな困りごとを解消するための生活用品アイデアを募集しました。多くの企業から寄せられたアイデアの中から9つが選定され、宇宙仕様への開発や安全性・搭載性の確認を経て、2022年秋にISSへ届けられました。今回は、新しく開発された宇宙生活用品をご紹介します。

展示期間:2023年2月22日(水)~4月24日(月)
※展示終了日を3月31日(金)から4月24日(月)に延長しました。
展示場所:5階 常設展示フロア「こちら、国際宇宙ステーション(ISS)」付近
※常設展の入場は別途料金が必要です。
協力:国立研究開発法人宇宙航空研究機構、株式会社ワコール、株式会社スノーピーク、シタテル株式会社、株式会社トライフ、TSUYOMI株式会社、ライオン株式会社、花王株式会社、株式会社マンダム、久光製薬株式会社

特別映像「宇宙のお仕事、大調査」

「いま」の宇宙のお仕事って、なんだろう?

みなさんは、「宇宙のお仕事」と聞くとどんなものをイメージしますか? たとえば、天文学者、宇宙飛行士、人工衛星をつくるエンジニア……などでしょうか。しかし最近では、宇宙の掃除をしたり、宇宙へ行くための空港をつくったり、宇宙の新しい楽しみ方を考えたりと、いろいろなお仕事が生まれています。
そこで今回、宇宙のお仕事をする方々に科学コミュニケーターが突撃インタビュー! お仕事の内容や、わたしたちの暮らしとの関係、そしてどんな未来をつくろうとしているのかを調査してきました。

展示期間:2023年2月22日(水)~3月31日(金)
展示場所:5階 飲食スペース(旧カフェエリア)
協力:東京大学大学院工学系研究科 中須賀・船瀬研究室、株式会社アクセルスペース、株式会社アストロスケール、株式会社ALE、株式会社ダイモン

スタンプラリー「重ねて完成! 宇宙の開拓者」

今回新しく公開した宇宙の4つのイベントと展示のコーナーの近くに、オリジナルスタンプを設置しています。4つのスタンプを全部重ねて押すと、1枚の絵が完成します。4つのコーナーをめぐって、宇宙と向き合う新しいアイデアに触れながら、スタンプを集めて絵を完成させましょう!

[スタンプ設置場所]

  • メタバースで体感! 宇宙飛行士が見ている世界(1階 シンボルゾーン)
  • 世界最小! 月面ローバーYAOKIを操縦してみよう!(1階シンボルゾーン)
  • 新しいアイデアで、より良い「宇宙での暮らし」を!(5階 常設展示フロア)
  • 宇宙のお仕事、大調査(5階 飲食スペース(旧カフェエリア))

※その他の関連イベントについては、後日ご案内します。

開催概要

開催期間
2023年2月22日(水)~3月31日(金)
開催場所
日本科学未来館 1階 シンボルゾーン、5階 常設展示フロア 他
対象
どなたでも(一部体験は13歳以上の方限定)
参加費
無料
※常設展、特別展、及びドームシアターの鑑賞は別途料金が必要
主催
日本科学未来館
お問い合わせ先
日本科学未来館
Tel: 03-3570-9151(開館日の10:00~17:00)
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