感染拡大防止への取り組み

日本科学未来館は、「科学技術を文化として捉え、社会に対する役割と未来の可能性について考え、語り合うための、すべての人々にひらかれた場」を設立の理念に2001年7月9日に開館しました。科学技術創造立国のための「科学技術基本計画」に基づき、科学技術への理解を深めるための拠点として開館した国立の科学館で、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が運営しています。
日本科学未来館 館長 浅川 智恵子
日本科学未来館は、最新の科学技術の知識を得るだけでなく、あらゆる人々がともにより良い未来をつくるためのプラットフォームです。……
館長あいさつについて詳しくみる科学を伝える
人材を育てる
つながりをつくる
社会における先端科学技術のあり方について、人々がともに考え、語り合う場を生みだします。展示、映像、トークセッション、実験教室、オンラインメディアなど多彩な方法で科学技術への興味を喚起しながら、科学技術が未来の社会に何をもたらすのかについて、さまざまな人々の対話を醸成しています。同時に、そのための新たな表現やコミュニケーション手法の開発も行っています。
「科学を伝える」活動の実践をとおして、科学コミュニケーターを育成し、輩出しています。科学をわかりやすく伝えるスキルにとどまらず、先端科学技術と社会のありかたについて、専門家と一般の人々をつなぐ対話の場をつくるとともに、社会のさまざまなステークホルダーの協働を推進する人材を養成しています。
任期終了後の科学コミュニケーターは科学館・博物館、研究機関、企業、教育機関、行政機関など、多様な場所で科学コミュニケーション活動を展開しています。
研究者・技術者、メディア、ボランティア、来館者、立法府・行政府、学校、内外の科学館、産業界など、社会のさまざまなステークホルダーを、ともに活動するパートナーとして捉え、ネットワークを築いています。未来館の事業において、常にこれらの組織や人々へ働きかけ、連携することによって科学コミュニケーション活動を展開しています。
シンボルマークは、正円と、正円を駆けめぐる円弧とで構成されています。「地球と衛星軌道」、「細胞分裂」、「地球上の様々なネットワーク(人と人、情報)」、「電子の動き」などをイメージさせるもので、日本科学未来館が扱う先端科学技術の多岐にわたる分野を表現しています。
2001年7月の開館以来、科学技術の役割と未来の可能性について考え語り合う場として、さまざまなつながりを築き、歩んできた未来館の活動を、特別な映像シリーズでふり返ります。