展示の概要

有機ELパネルを使った地球ディスプレイ「ジオ・コスモス」。 人工衛星が撮影した雲の様子を見ることで、地上にいながら、刻々と変化する地球の様子を感じることができます。

世界で初めて有機ELパネルで球体を表現したジオ・コスモスは、1,000万画素を超える高解像度で、宇宙空間に輝く地球の姿をリアルに映し出します。画面上を流れる雲の映像は、人工衛星が撮影したデータを毎日とりこんで反映させたもの。このため、地上にいながら刻々と変化する「地球の姿」を眺めることができます。

展示の種類
つながり
体験できる場所
1~5階(地球とつながる)

みどころ・詳細

現在の上映コンテンツ

Geo-Cosmosは、1階シンボルゾーンと、3階、5階の展示フロアからいつでも見ることができます(1階シンボルゾーンは入場無料)。通常は、宇宙から見た地球を感じられる「地球の姿」を映していますが、毎日決まった時間に以下のプログラムを行っています。


データ提供:University of Wisconsin SSEC, Geoscience & PlanetObserver.com

地球の姿

時間: 10:00~17:00 (特別コンテンツの上映時間は除く)

人工衛星が実際に撮影した過去90日間分の雲の画像を8分24秒の映像にしています。赤道上空の静止軌道と、北極と南極を結ぶ極軌道のそれぞれの軌道上にいる複数の衛星が撮影したデータをつなぎあわせ、全球の雲の様子を描き出しています。毎朝5時に30時間前までのデータを生成し、映像を更新しています。未来館にいながら刻々と変化する「今の地球」を眺めることができます。


第23回文化庁メディア芸術祭 フェスティバル・プラットフォーム賞 受賞作品「球小説」

日時:

9月19日(土)~22日(火・祝)、26日(土)、27日(日)
10:50 / 14:50 / 16:00 (各回約4分)


9月23日(水)~25日(金)
10:50 / 13:50 / 16:00 (各回約4分)

23回文化庁メディア芸術祭 フェスティバル・プラットフォーム賞 ジオ・コスモスカテゴリーの受賞作品。とある花火大会の日を舞台にした9編の小説がジオ・コスモスに映し出されます。見る位置によって物語の主人公が変わり、読者それぞれが別の景色を想像しながらも、同じ時間を共有できる作品です。

第23回文化庁メディア芸術祭 受賞作品展について[会期: 2020年9月19日(土)~9月27日(日)]


文化庁メディア芸術祭 フェスティバル・プラットフォーム賞 サンプル映像

時間: 10:10 / 16:45 (各回約3分)

文化庁メディア芸術祭と連携する機関・団体において、設備・施設等の特性を活かした新しい企画展示案を公募し、優秀な作品に対して賞を贈呈するフェスティバル・プラットフォーム賞 ジオ・コスモス カテゴリーのサンプル映像です。現在、第24回文化庁メディア芸術祭の作品を募集しています。

第24回文化庁メディア芸術祭 フェスティバル・プラットフォーム賞について[募集期間: 2020年8月3日(月)~10月20日(火)]


ワールドプロセッサー byインゴギュンター

時間:
10:50 (約3分) 海底の光ファイバー網 ~「モノ・人の移動」より
※9/19~9/27の期間は上映なし

ドイツ生まれのメディアアーティスト、インゴ・ギュンター氏がGeo-Cosmosのために制作したコンテンツ。「ワールドプロセッサー」とは、データをもとに地球のさまざまな側面を描きだす、ギュンター氏による現在進行中のプロジェクトです。「人の営み」「社会の姿」「境界線」「地球の水」「人の経済活動」「モノ・ヒトの移動」「コミュニケーション」「世界平均と日本」の8つのテーマで、政治、経済、環境、社会問題などの様々な分布や移動が表現されます。3階の常設展示フロアからの眺めがおすすめです。


データ提供:JAXA/NASA

Apollo11 “イーグルは着陸した

時間: 11:20 / 14:20 (各回約3分)

アポロ11号の月着陸の様子を、最新の観測データをもとに再現した月面映像とともに紹介する作品です。ストーリーは半世紀前に遡り、アポロ11号月着陸船「イーグル号」の最重要ミッションである月着陸までの数分間を、地上管制室との音声記録を交えて伝えます。月の映像は、JAXAの月周回衛星「かぐや」とNASAの月周回衛星「ルナー・リコネサンス・オービター」に搭載されたレーザー高度計の月面データをもとに新たに映像化しました。月の特徴的な起伏を精緻に描き出します。


データ提供:海洋研究開発機構/東京大学大気海洋研究所/国立環境研究所/文部科学省

"見る"からはじめる"地球温暖化って?"

時間: 12:00 (約3分)

地球温暖化に向き合うための第一歩は、現状を知ることから始まります。温室効果ガスを宇宙空間から観測している人工衛星「いぶき」のデータを可視化することによって、どんな場所から、どれくらいの量が排出され、大気中を移動しているのか、”見る”ことができるようになりました。本コンテンツでは、これからの気温変化を予測したシミュレーションも紹介し、映像で未来の地球環境について考えます。


科学監修:本吉洋一(国立極地研究所 教授) / 佐倉統 (東京大学大学院 教授、理化学研究所 チームリーダー)、参加アーティスト:環ROY / U-zhaan / 古屋蔵人

未来の地層
Digging the Future

時間: 13:00 / 15:00 (約4分)

地球の誕生から現在までを振り返り、私たち人間が地球の歴史に残していくものをラップミュージックにのせて伝える映像作品です。人間が排出し続けるプラスチックやコンクリートは、遠い将来、地層となり地球に残される可能性があると言われています。この人間活動によってつくられる地層を“人新世(アントロポセン)”と呼び、地質年代として位置づけるという仮説に基づき、地球史を岩石から調査する研究者、進化論の研究者とアーティストがコラボレーションして作品を制作しました。

※本コンテンツ「未来の地層 Digging the Future」は、サウジアラビア国営石油会社サウジアラムコの日本法人アラムコ・アジア・ジャパン株式会社の支援により制作しました。

メイキング映像「Geo-Cosmosのつくり方」

地球に関する科学情報を収集・視覚化

「つながり」プロジェクトについて

日本科学未来館では、多様な視点から地球を見ることのできる展示やコンテンツを開発・普及し、地球上のさまざまな「つながり」を伝え、地球規模課題の解決を進める科学コミュニケーション活動を推進しています。

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