プロジェクト概要

研究内容

高齢者や障がい者を含む誰もが、多数のアバター(遠隔操作ロボットやCGキャラクタ)を用いて、身体的・認知・知覚能力を拡張しながら、常人を超えた能力で様々な活動に自在に参加できるようになる。何時でも何処でも仕事や学習ができ、通勤通学は最小限にして、自由な時間が十分に取れるようになる。このような、誰もが認め合い、繋がり、共に生きる社会の実現を目指して研究開発に取り組んでいます。

科学コミュニケーション活動について

様々なアバターを用いた実証実験や市民参加型のワークショップ等のイベントを通じて、研究者のみならず社会を構成する多様な人々と共に、アバターと共生する未来社会ついて議論を深めます。

研究代表者

石黒 浩 の写真

石黒 浩

大阪大学大学院 基礎工学研究科

1991年大阪大学大学院基礎工学研究科博士課程修了。工学博士。現在、大阪大学大学院基礎工学研究科システム創成専攻教授(栄誉教授)およびATR石黒浩特別研究所客員所長(ATRフェロー)。 2020年より、JST MOONSHOT目標1プロジェクトマネージャー、大阪・関西万博テーマ事業プロデューサー。2021年より、AVITA株式会社代表取締役。

メッセージ
日本科学未来館では、アバターの実証実験を行ったり、アバターの利用が当たり前であるような未来社会のあるべき姿について一般の人々と対話する場を設けたりしていきます。来館者の方々にも我々の取り組みに参加していただければと思います。

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