プロジェクト概要

研究内容

大人の知らない、子どもの不思議世界を探求します。たとえば赤ちゃんから見た世界、赤ちゃんが好きなもの、それは大人世界からすると宇宙のように謎の広がる世界です。本プロジェクトでは、子ども世界を実験により明らかにし、子ども達の視点から世界を捉えなおしてみる試みを行います。そこから、赤ちゃんや子どもが育つ環境を考え直してみます。赤ちゃんから大人へ、未来社会に適応する多様な個々の発達を支える環境のありかたを捉えていきます。

科学コミュニケーション活動について

さまざまな実験を通じて、赤ちゃんや子どもの不思議世界を知ってもらい、未来を生きる赤ちゃんや子どもにとってどのような環境が最適か、一緒に考えたいと思います。また、来館者から得られたデータや対話を通して、赤ちゃんと子ども世界を明らかにする新たな知見を生み出していきます。赤ちゃんや子どもの世界を知る、体験型のイベントも企画していきます。

研究代表者

山口 真美 の写真

山口 真美

中央大学 文学部

お茶の水女子大学人間文化研究科人間発達学専攻単位取得修了、博士(人文科学)、ATR人間情報通信研究所研究員、福島大学生涯学習研究センター助教授、中央大学文学部助教授、科学技術振興機構さきがけ研究員を経て中央大学文学部教授。新学術領域研究(研究領域提案型)「トランスカルチャー状況下における顔身体学の構築―多文化をつなぐ顔と身体表現」の領域代表などを務める。日本赤ちゃん学会副理事長。

メッセージ
赤ちゃんや子どもの不思議世界を、一緒に探求してみましょう。言葉を持たない赤ちゃんは、私たちが想像もしない世界で生きています。そんな世界を実験的に探求してみましょう。