ヒゲのダンディーなキミは、人類の救世主なの? 思ってたよりも新世紀だった件

入居期間:2021年4月~2026年3月
ヒューマン・オルガノイドプロジェクトでは、人工多能性幹細胞(iPS細胞)などのヒトの細胞から造られた臓器のミニチュア版「オルガノイド」をツールとして、新薬開発や臓器移植への応用を実現するための基礎となる技術開発を進めています。オルガノイド研究において、さまざまな世代・背景を持つ未来館に集うコミュニティの力を活用した研究手法を開発することで、これまでの常識に囚われない視点から、全く新しい科学研究へ発展させることを目指します。
市民参加型研究「#みんなの肝臓リサーチ」を実施。肝臓の健康が、遺伝や生活習慣、そして幸福度など、さまざまな要因とどう結びついているかを解明する研究を行っています。
みんなの肝臓リサーチ Webサイト
大阪大学大学院医学系研究科 器官システム創生学、大阪大学ヒューマン・メタバース疾患研究拠点(PRIMe)、東京科学大学 総合研究院 ヒト生物学研究ユニット、横浜市立大学 先端医科学研究センター コミュニケーション・デザイン・センター、シンシナティ小児病院 消化器部門・発生生物学部門
2009年米スクリプス研究所(化学科)研究員、2010年米コロンビア大学(移植外科)研修生を経て、2011年、 横浜市立大学医学部医学科卒業。同年より横浜市立大学助手(臓器再生医学)に着任、電通×博報堂 ミライデザインラボ研究員を併任。2013年より横浜市立大学 准教授(臓器再生医学)、2015年よりシンシナティ小児病院 消化器部門・発生生物学部門 准教授、2016年よりTakeda-CiRA Joint Program for iPS Cell Applications(T-CiRA)研究責任者、2017年よりシンシナティ小児病院 オルガノイドセンター(CuSTOM) 副センター長を兼務。2018年より東京医科歯科大学 統合研究機構 先端医歯工学創生研究部門 教授、2019年より横浜市立大学 コミュニケーション・デザイン・センター長/特別教授を兼務。
メッセージ
ともすると思考が凝り固まりがちな医学研究者のチームが、来館されるさまざまな世代の皆様と交流する中で、全く新たな着想に基づきヒューマン・オルガノイドを造る技術開発ができるのではないかと期待しています。ぜひ一緒にサイエンスを楽しみましょう。
石黒 浩 (大阪大学大学院 基礎工学研究科)
落合 陽一 (筑波大学デジタルネイチャー開発研究センター)
川上 泰雄 (早稲田大学スポーツ科学学術院/早稲田大学総合研究機構ヒューマンパフォーマンス研究所)
山口 真美 (中央大学 文学部)
南澤 孝太 (慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科(KMD))
渡邉 一哉 (東京薬科大学 生命科学部 生命エネルギー工学研究室)
古川 英光 (山形大学 ソフト&ウェットマター工学研究室 SWEL)