
2024年ノーベル化学賞
ニコニコ生放送
2024年10月7日(月)~9日(水)
ノーベル賞を通して研究の奥深さや面白さを知ってもらう、ニコニコ生放送「科学コミュニケーターと楽しむノーベル〇〇賞」を10月7日(月)~9日(水)に配信します。
アルフレッド・ノーベルの遺言により「人類の幸福に貢献した人」に対して贈られるノーベル賞。今年のノーベル賞の自然科学3賞は、10月7日(月)の生理学・医学賞を皮切りに、8日(火)に物理学賞、9日(水)に化学賞の順で受賞者が発表されます。未来館では各日17:30から配信を開始。視聴者と一緒に番組を楽しめるよう、身近な話題から最新の研究まで、賞ごとにテーマを設定し、科学コミュニケーターが独自の視点で解説します。テーマは、生理学・医学賞は「生理学から探る摂食・食欲のしくみ」、物理学賞は「最新の物理学とAI研究から想像する2050年ノーベル賞」、化学賞は「化学がひもとく世界の広さ」です。最後は、ノーベル賞の発表会見の様子をインターネット中継で見守りながら、一緒に発表の瞬間を迎えます。日本の研究者の受賞が決まった場合は、発表の翌日以降、科学コミュニケーターがその研究内容を解説するトークを展示フロアで実施します。
123年の歴史を誇るノーベル賞は「受賞者の国籍は問わない」ことを明確にうたった最初の国際賞です。受賞対象となる研究は過去に行われたものに対してですが、なぜ今、その研究を選んだのかにメッセージを読み取れることもあります。新型コロナワクチンの基礎技術をつくったmRNAワクチンの開発につながる発見をした研究者に贈られた生理学・医学賞(2023年)、地球温暖化の原因は人間活動であることを科学的に証明した研究者に贈られた物理学賞(2021年)、脱炭素社会への期待を込めてバッテリーの開発者に贈られた化学賞(2019年)──。科学技術をどう使って、どういう社会を目指していくか、ノーベル賞はそれを考える好機でもあると未来館は考えます。
今年はどのような科学研究に贈られるでしょうか。一緒に注目しましょう。
司会
生理学・医学賞担当
生理学・医学賞担当
物理学賞担当
物理学賞担当
物理学賞担当
化学賞担当
化学賞担当
化学賞担当