大人と子供なにがちがうの?

第一線で活躍する研究者たちと日々のふとした疑問をさぐるオンラインシリーズの第三弾! 今回の問いは、「大人と子供はわけられるの?」。

日本では来年4月から、法律上の成人年齢が20歳から18歳に引き下げられますが、社会の中で何歳からを大人とみなすのかは地域や時代によっても違っています。一方、まわりを見渡せば、冷静に周囲をみている“大人っぽい”子供も、お化けが苦手な“子供っぽい”大人もたくさんいます。
ふだんイメージで語られることも多い、大人と子供の境界線って本当にあるのでしょうか。この問いに、さまざまなアプローチで人について研究している専門家の視点から迫ります!
いっしょに考えるのは、コミュニケーションを支える心の働きを調べている田中章浩さん、ヒトの細胞から作られたミニチュア臓器を使って再生医療の研究に取り組む武部貴則さん、人間と自然な対話ができるロボットをつくっている港隆史さん、の3人です。

リアルタイムでみなさんの声に耳をかたむけながら、素朴な疑問への考えを深める45分。大人になるとはどういうことなのか、いっしょにさぐってみませんか?
みなさんのご参加をお待ちしています!

※「研究者に素朴な疑問をぶつけてみた!」は、だれもが一度は考えるけれど、そのまま忘れ去られることの多い素朴な疑問を、未来館の「研究エリア」に所属する研究者といっしょに、一度立ち止まって考えてみようというオンラインシリーズです。第一弾は「“べんり”って、どういうこと?」を問いに2020年7月に、第二弾は「“こころ”って、なにでできているの?」を問いに2021年3月に開催しました。

ゲストスピーカー

田中章浩 の写真

田中章浩

東京女子大学 教授

年齢や文化の違いがどのようにコミュニケーションの仕方に影響を与えているのか調べている。博士(心理学)。

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武部貴則

東京医科歯科大学 教授、横浜市立大学 コミュニケーション・デザイン・センター センター長/特別教授

臓器再生医療の研究に取り組むほか、日常生活のさまざまな工夫で健康や幸福をめざす「ストリート・メディカル」の普及を目指している。博士(医学)。

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港隆史

理化学研究所 情報統合本部ガーディアンロボットプロジェクト インタラクティブロボット研究チーム チームリーダー

人間のことばや行動を理解するロボットなど、人間にとって自然なロボットを開発している。博士(工学)。

企画・ファシリテーション

臼田麻純 の写真

臼田麻純

日本科学未来館 科学コミュニケーター

研究者に素朴な疑問をぶつけてみた! Q3.「“大人”と“子供”はわけられるの?」

開催概要

開催日時
2021年8月4日(水) 18:00~18:45
開催場所
YouTube (Miraikan Channel)でライブ配信します。
外部サイトへ移動しますご視聴はこちら
対象
どなたでもご参加いただけます。
参加費
不要(コメント入力にはYouTubeアカウントが必要です)
主催
日本科学未来館
お問い合わせ先
日本科学未来館
Tel: 03-3570-9151(代表)