第一線で活躍する研究者たちと日々のふとした疑問をさぐるオンラインシリーズの第二弾! 今回の問いは、「こころって、なにでできているの?」。

コロナ禍によるくらしの変化とともに、戸惑いや不安を感じてこころのバランスが崩れやすくなったことが話題になりました。こころの状態を保つために、筋トレを始めたり、放置していた本やゲームに手をつけたり、新しい趣味をつくった方も多いのではないでしょうか。皆さんは、どうやって“こころ”と向き合っているでしょうか。

誰もがもっている“こころ”とはいったい何なのか、これまで脳科学、心理学、哲学などさまざまな分野の研究者がこの問いに取り組んできました。そんな目に見えない“こころ”の謎に、今回は“モノづくり”の専門家たちの目線から迫ります。いっしょに考えるのは、人間と自然な対話ができるロボットをつくっている港隆史さん、生物に必要なタンパク質がどうつくられるのかを解明している竹田弘法さん、化学の力で全く新しい物質をつくっている板橋勇輝さんの3人です。

リアルタイムでみなさんの声に耳をかたむけながら、素朴な疑問への考えを深める45分。まだ気付いていない、新しい「こころ」のとらえ方をいっしょにさぐってみませんか?
みなさんのご参加をお待ちしています!

※「研究者に素朴な疑問をぶつけてみた!」は、だれもが一度は考えるけれど、そのまま忘れ去られることの多い素朴な疑問を、未来館の「研究エリア」に所属する研究者といっしょに、一度立ち止まって考えてみようというオンラインシリーズです。第一弾は.「“べんり”って、どういうこと?」を問いに2020年7月に開催しました。

ゲストスピーカー

港隆史 の写真

港隆史

理化学研究所 バトンゾーン研究推進プログラム ロボティクスプロジェクト
インタラクティブロボット研究チーム チームリーダー

人間のことばを理解したり、お話ししたりするロボットなど、人間と自然にかかわることのできるロボットを開発している。博士(工学)

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竹田弘法

京都産業大学 学振特別研究員

私たちの生命活動に欠かせないタンパク質はどんな形なのか、様々な手法を駆使して調べている。博士(理学)。

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板橋勇輝

名古屋大学 大学院工学研究科 研究員

すべての物質のもとである色々な「分子」を作り、新しい材料を生み出すべく日々研究している。博士(理学)。

企画・ファシリテーション

太田努 の写真

太田努

日本科学未来館 科学コミュニケーター

研究者に素朴な疑問をぶつけてみた! Q2.「“こころ”って、なにでできているの?」

開催概要

開催日時
2021年3月24日(水) 17:00~17:45
開催場所
YouTube Live
対象
どなたでもご参加いただけます。
参加費
不要(コメント入力にはYouTubeアカウントが必要です)
主催
日本科学未来館
お問い合わせ先
日本科学未来館
Tel: 03-3570-9151(代表)

研究エリアについて

未来館に併設されている「研究エリア」には、最先端の研究を進めるプロジェクトが常駐しています。一般の人々が研究に参画する場として今後さらなる展開を考えています。一緒に未来の研究をつくっていきましょう!
日本科学未来館 研究エリアについて