商品は手に取って選びたいのにインターネットショッピングでは触れない、帰省する孫とのふれあいが楽しみだったがそれができなかった……。新型コロナウイルスの影響で物理的な接触が制限されがちな最近、“触りたいのに触れない”というモヤモヤを抱えている人も多いのではないでしょうか?

では、そんな私たちの“触りたい気持ち”をテクノロジーは満たすことはできるのでしょうか?
この問いについて、身体的な経験をVRや触覚技術などのテクノロジーで共有する方法を研究する南澤孝太氏と、柔らかい物質を“印刷”する3Dゲルプリンタの研究を進める古川英光氏とともに考える視聴者参加型ミーティングを開催します。

未来館内にある「研究エリア」には、最先端の科学技術研究を進めるさまざまなプロジェクトが在籍しています。「研究エリア公開ミーティング」は、このプロジェクトの研究者たちとみなさんとが意見を交わす場です。3回目となる今回は、研究エリアに所属する南澤氏と古川氏をお呼びします。

そもそも、私たちが何かに“触りたい”と感じるのはどんなときでしょうか? また、その場にいなくても“触る”体験ができるテクノロジーや、好みの触り心地を3Dプリンタでいつでもどこでも再現できるテクノロジー、あなたはどう使いたいですか? みなさんの体験談と、最先端の研究に関する登壇者の話を踏まえて、触る体験の新しいかたちをともに考えましょう。新たな研究の芽を見出すミーティングにぜひご参加ください!

ゲストスピーカー

古川 英光

山形大学大学院 理工学研究科 機械システム工学専攻 / 工学部 システム創成工学科 教授

1996年東京工業大学大学院 理工学研究科 物理学専攻 博士課程修了、博士(理学)。東京工業大学、東京農工大学 助手、北海道大学大学院 助教授を経て、2009年山形大学大学院 理工学研究科准教授に着任。現在、山形大学大学院 理工学研究科 教授として、ソフト&ウェットマター工学研究室(SWEL)を主催。2013年ライフ・3Dプリンタ創成センター(LPIC)を発足し、センター長を務める。やわらかい物質「ゲル」の素材開発、及び自在に加工する3Dゲルプリンタの研究を行っている。

南澤 孝太

慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科 教授

2005年 東京大学工学部計数工学科卒業、2010年 東京大学大学院情報理工学系研究科システム情報学専攻博士課程修了、博士(情報理工学)。 同年より慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科に着任し、触覚を活用し身体的経験を伝える触覚メディア・身体性メディアの研究を行う。

企画・ファシリテーション

伊達 雄亮

日本科学未来館 科学コミュニケーター

”触りたい気持ち”をテクノロジーで満たすことはできるか?

開催概要

開催日時
2020年9月19日 (土) 19:00~20:00
視聴方法
YouTube Live(Miraikan Channel)にてインターネット放送します。
対象
どなたでも視聴可能です。
字幕の視聴について
音声認識字幕アプリ「UDトーク」によるコミュニケーション支援をおこないます。(リアルタイム配信時のみ対応)
主催
日本科学未来館
お問い合わせ先
日本科学未来館
Tel: 03-3570-9151(代表)

研究エリアについて

未来館に併設されている「研究エリア」には、最先端の研究を進める12のプロジェクトが常駐しています。一般の人々が研究に参画する場として今後さらなる展開を考えています。一緒に未来の研究をつくっていきましょう!
日本科学未来館 研究エリアについて