文字や絵を使いながら、未来館の展示をよく見て楽しむツアーです。
「See-Through Captions (シースルーキャプションズ)」*という透明字幕ディスプレイを持った科学コミュニケーターと手話通訳者とともに展示フロアをまわります。ディスプレイ上には、科学コミュニケーターが話した言葉が文字で表示されます。
「大人になるってどういうこと?」をテーマに、「細胞たち研究開発中」や「老いパーク」の展示をまわります。ツアー中に感じたことを文字や絵、手話やジェスチャーなどで伝えあいながら、テーマについて一緒に考えていきましょう。一味違った展示の楽しみ方が見つかるかもしれません。
ファシリテーション
大久保 明、小林 沙羅、前山 凌雅、グルラジ マラヴィカ、加藤 さくら (日本科学未来館 科学コミュニケーター)
※当日は2名の科学コミュニケーターが担当する予定です。
開催概要
- 実施日時
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2024年9月7日 (土)
①11:00~12:00
②14:00~15:00
※ツアー内容はどちらの回も同じです。
- 開催場所
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日本科学未来館 5階および3階常設展示フロア
※5階常設展示「プラネタリー・クライシス」内のテーブルで受付を行います。
- 対象
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ろう・難聴者の方をはじめ、どなたでも
※ツアー内容は、小学4年生以上の方におすすめできるものとなっています。
※日本語字幕を読むのが難しい方向けに、手話通訳をご用意しております。
- 参加人数
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各回8名まで
- 参加費
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入館料のみ
※3階の総合案内受付で障害者手帳をご提示いただくと、ご本人とお連れ様1名は常設展入場料が無料です。
- 参加方法
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【事前申し込み制】(抽選)
各日とも、事前申し込みを受け付けいたします。Miraikan ID マイページよりお申し込みください。応募者多数の場合は、ろう・難聴者の方を優先させていただきます。ご了承ください。※本イベントのお申し込みには、Miraikan IDへのご登録が必要です。(登録無料)
※Miraikan IDにご登録後、「Miraikan IDマイページ」→「限定イベント」より、ご希望のイベントにお申込みください。
※保護者がお子様のイベント参加申込を行う場合は、保護者の方のお名前でMiraikan IDに登録いただいたうえで、お子様の名前を家族設定で追加してください。【応募期間】
8月26日(月) 17:00まで※状況により、当日受け付けを行う場合がございます。その場合は事前に未来館の公式SNSにてお知らせいたします。
※本ツアーは今後も開催を予定しています。今回ご参加がかなわない方は、ぜひ次の機会にご参加ください。
- 主催
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日本科学未来館
- 協力
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xDiversityプロジェクト
株式会社ジャパンディスプレイ
「See-Through Captions」について
「耳が聞こえる人と聞こえない人とのコミュニケーションをスムーズにしたい」という思いから、未来館の研究エリアに入居する「xDiversity(クロス・ダイバーシティ)プロジェクト」の研究者たちが開発しました。これまでにも、未来館で実証実験を行ってきました。
透明パネルで言葉と顔の両方が見えると伝わりやすい?〜聞こえる人と聞こえない人のコミュニケーション
未来館の研究エリアについて
展示エリアの隣にある「研究エリア」には、最先端の科学技術研究を進めるさまざまな外部プロジェクトチームが常駐しています。ここは研究者が実験や研究を行うだけでなく、来館者が最先端の研究に参加する場所でもあります。ともに研究を進め、未来をつくっていくために、みなさんをお待ちしています。
日本科未来館 研究エリアについて
xDiversity について
"できないこと"の壁を取り払い、"できること"をより拡張できたら、本当に個性が活かせる社会になるのではないか。人や環境の「ちがい」をAIとクロスさせ、多くの人々によりそった問題解決の仕組み作りを目指すプロジェクトです。
xDiversityについて
今後の実施スケジュール
2024年12月頃および2025年3月頃の開催を予定しております。
これまでの実施
- 2023年12月3日(日)
- 文字と絵で伝えあう展示ツアー(手話通訳つき)
- 2023年8月6日(日)
- 文字と絵で伝えあう展示ツアー(手話通訳つき)
- 2023年4月1日(土)、2日(日)
- 文字と絵で伝えあう展示ツアー(手話通訳つき)
- 2022年9月24日(土)、25日(日)
- ろう・難聴者向け展示ツアー(手話通訳付の回あり)
- 2022年8月5日(金)、6日(土)、19日(金)、20日(土)
- ろう・難聴者向け展示ツアー(手話通訳付の回あり)
- 2022年7月8日(金)〜10日(日)
- ろう・難聴者向け展示ツアー(手話通訳付の回あり)
アクセシビリティプロジェクトについて
日本科学未来館ではこれまで、建物や展示のバリアフリー化を通して「アクセシビリティ」(施設やサービスの利便性)の向上に取り組んできました。これからはさらに一歩進んで、多様な人が楽しめる展示ツアーや、五感を使って体験できる展示など、新たな体験を生みだす手法の開発に取り組んでいきます。
障害や年齢などの“ちがい”に関わらず、多様な人が楽しみ、交流できる未来館をみなさんと一緒につくっていきます。
アクセシビリティプロジェクトについて詳しくみる
お問い合わせ
日本科学未来館
Tel: 03-3570-9151(開館日の10:00~17:00)
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