
「たんけんしよう! "赤ちゃんのおもちゃ"の世界」 イベントレポート
研究者トーク&おもちゃ体験会
未来館の「研究エリア」に在籍している研究プロジェクトの一つ、「こどもからみる不思議世界探求」プロジェクトでは、赤ちゃんや子どもがどんな世界を見ているのかを、実験を通して明らかにしています。
研究者はどんな実験をしているのでしょう? 実験からどんなことが見えてくるのでしょう?一緒に赤ちゃんの世界をのぞいてみましょう。
本イベントは0~1歳の赤ちゃん、および、2~6歳のお子さんとその保護者を対象にしています。未来館でも珍しい小さいお子さん向けのイベントです。幼稚園や保育園に通うみなさん、お子さんの見ている世界を見てみたいお父さんお母さん、未来館でお待ちしています!
みなさんは子どものときに好きだったおもちゃはありますか? 本プロジェクトの代表である山口真美先生は0歳児の赤ちゃんを対象とし、脳と心の発達について研究されています。
そんな山口先生が監修した、フレーベル館の「うちゅうじんのたまご」という赤ちゃん(0~1歳児)向けのおもちゃの開発秘話をお話しいただきます。
赤ちゃん向けのおもちゃを作るには、どんな工夫が必要なのでしょうか? 「うちゅうじんのたまご」ができるまでや、その土台になった山口先生の研究から、「赤ちゃんの見る世界」を想像してみましょう!
研究者トークでとりあげた「うちゅうじんのたまご」を実際に体験していただけます。また、異なる素材を使って子どもの歩行の発達を促すマットや、赤ちゃんの泣き声を解析するアプリも体験できます。
おもちゃを体験しながら開発者とお話ししたり、「こんなおもちゃを開発してほしい!」というアイデアを考えてみましょう。
「こどもからみる不思議世界探求」プロジェクトの実験に参加することができます。コンピュータを使って、3~12歳のお子さんがどのように世界を認識しているのかを知るための参加型実験です。
実験は下記の2種類です。申し込み不要でどなたでも参加いただけます。ご興味のある方は当日スタッフにお声がけください。
※ 実験の参加には同意書への記入が必要です。
また、本実験は全体の傾向を調べるものです。親子でどれくらい似ているかなど個別の実験結果に対する分析や回答はできません。
※取得したデータは、個人情報を出さないよう配慮した上で、学術的・研究の広報等を目的として使用させていただきます。あらかじめご了承ください。
※過去の未来館での参加型実験はこちらからご確認ください。
https://ymasa.r.chuo-u.ac.jp/wwc/index.html
博士(人文科学)。専門は認知心理学。特に赤ちゃんの視覚認知、顔認知、脳活動の研究を行う。日本赤ちゃん学会理事長。
イベントのアーカイブ動画はこちらからご覧いただけます。