
ウイルス研究者とともに考える未来 vol.1
夏休みに好評だったイベントを再度実施します!
新型コロナウイルス感染症に関するニュースでPCR検査という言葉をよく耳にしたのではないでしょうか。
PCR(ポリメラーゼ連鎖反応 Polymerase chain reaction)はDNAを調べるために生命科学の実験でよく使われる手法のひとつです。
このワークショップでは、PCRとはどんなことをして、どんなことがわかる手法なのか、実験を通して知っていきます。また、最先端のウイルス研究を行っている東京大学医科学研究所の佐藤佳さんに、ふだんの研究の様子やウイルス研究の面白さをお話しいただきます。
みなさんは「ウイルスとはいったい何ですか?」と聞かれたらなんと答えるでしょう? 感染症を引き起こす悪いもの? 目に見えないくらい小さなもの? それだけでしょうか? 佐藤さんはこの質問に答えるべく、さまざまな視点からウイルスの正体をとらえる研究をしています。そんな佐藤さんから私たちのイメージを覆すような、あっと驚くウイルス研究の世界をご紹介いただきます。
大学の研究室で行っている実験をしながら研究者のお話を聞き、ウイルス研究の世界をいっしょにのぞいてみましょう!
※このワークショップは毎月開催している実験教室「PCRってなに?~アスパラガスの遺伝子をしらべよう~」の特別編です。実験の内容は異なります。
※毎年11月は「薬剤耐性(AMR)対策推進月間」です。微生物に対して薬が効かなくなる「薬剤耐性」に関連し、同期間中、5階常設展フロアにて細菌やウイルスの基礎知識や、ウイルス研究に関するパネルを展示します。