展示を捨てないアイディアを見つけるワークショップ

未来館では、地球環境についての新しい常設展示「プラネタリー・クライシス -これからもこの地球でくらすために」を11月22日(水)に公開します。このワークショップは、展示公開を前に参加者と一緒にサステナブルな展示づくりを考える企画の第2弾です。

展示「プラネタリー・クライシス」をつくる過程では、輸送距離がより短い国産の木材を使ったり、商品にならずに廃棄されてしまう変わった形の木材や、この展示を制作する過程で出る端材をデザインに取り入れたりと、地球環境に配慮した様々な工夫をしています。また、形の違う2種類の木製ブロックを組み合わせて展示の一部を構成し、未来館での展示公開終了後には棚やテーブルなど他の用途でもリユースできるようになっています。

7分の1サイズの積み木を使って考えます

ワークショップでは、まず木製ブロックを組み立てる様子や制作中の展示を見学します。ブロックに実際に触れながら、複数のブロックを積み上げたり、つなげたりすることでいろいろな形の展示をつくることができるという特徴や、リユースがしやすいように使用後も簡単に分解できる仕組みなどを理解します。
その後、木製ブロックをどんな場面や場所でどのようにリユースできるのかを、実物の7分の1サイズの積み木に触れながらアイデアをふくらませます。参加者は班に分かれて意見を交換しながら、リユース先を想像して積み木を組み立てます。展示の公開終了後のリユースを見すえて「プラネタリー・クライシス」の設計を行ってきたゲストと一緒に、自由な発想で未来の展示の使い道を考えていきましょう。

木製ブロックの常設展示での使用イメージ

当日のプログラム(予定)

※午前の回と午後の回は同じプログラムです

  • 新展示の紹介、木製ブロックの組み立て見学:15分
  • 制作中の展示制作現場の見学、木製ブロックの観察:30分
  • 積み木を使用したワーク:60分
  • まとめ:15分

ファシリテーター

黒部 駿人 の写真

黒部 駿人

VUILD株式会社 クリエイティブディレクター/フォトグラファー

ワークショップでは、企画とファシリテーターを担当。
新常設展示では、ワークショップを担当し今回扱う木製ブロックの製作を担当している。

長岡 勉 の写真

長岡 勉

VUILD株式会社 クリエイティブディレクター/デザイナー

ワークショップでは、ファシリテーターを担当。
新常設展示の空間ディレクションを担当している。

風祭 あゆみ の写真

風祭 あゆみ

VUILD株式会社 デザイナー

ワークショップでは、企画とファシリテーターを担当。
新常設展示の空間設計を担当している。

宇都宮 惇 の写真

宇都宮 惇

VUILD株式会社 ディレクター

ワークショップでは、企画とファシリテーターを担当。
新常設展示の空間ディレクションを担当している。

進行

安藤 未来 の写真

安藤 未来

日本科学未来館 科学コミュニケーター

みんなで展示をつくる | 記録映像

開催概要

開催日時
2023年10月21日(土) 
[午前の回]10:30~12:30
[午後の回]14:00~16:00
※定員に若干の空きが出ましたので追加募集いたします。
開催場所
日本科学未来館 7階 コンファレンスルーム 木星
対象
[午前の回]小学1年生~4年生 ※保護者同伴必須
[午後の回]小学5年生~大人
参加人数
[午前の回]3組
[午後の回]3名
参加費
入館料のみ
参加方法
※本イベントのお申し込みには、Miraikan IDへのご登録が必要です。(登録無料)
※Miraikan IDにご登録後、「Miraikan IDマイページ」→「限定イベント」より、ご希望のイベントにお申込みください。
※保護者がお子様のイベント参加申込を行う場合は、保護者の方のお名前でMiraikan IDに登録いただいたうえで、お子様の名前を家族設定で追加してください。


【事前申し込み制】(抽選)
申込期間は10月4日(水) 17:00 ~ 10月15日(日)まで

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主催
日本科学未来館
企画
日本科学未来館、VUILD株式会社
協力
株式会社つむら工芸社
お問い合わせ先
日本科学未来館
Tel: 03-3570-9151(開館日の10:00~17:00)
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