※事前申込みは終了しましたが、当日参加も受け付けします。また、立ち見でもご覧いただけます。

きみロボ展の入口にあらわれる問いかけ「きみはにんげん?それともロボット?」

開催中の特別展「きみとロボット ニンゲンッテ、ナンダ?」(通称きみロボ展)の監修を務めている5名の研究者をお呼びして、“最後の企画会議”と称したトークセッションを開催します!
本展は、約90種130点のロボットが大集結する国内展覧会史上最大規模のロボット展ですが、たくさんのロボットを見たり触れたりできるだけでなく、実はとても“モヤモヤ”する展覧会です。なぜなら、本展のテーマは「にんげんって、なんだ?」という答えのない問いだから。ロボットとの関係性を通して、変わりゆく人間の姿を見つめ直してもらう展覧会なのです。

「なぜロボットを通して人間を考えるの?」「変わりゆく人間の姿ってどういうこと?」「・・・で、結局人間って、なに?」そんな風に思われる方もいるかもしれません。

監修者の先生方と、2年前の企画段階から議論してきた展示コンセプトや、 来館者に考えてほしい“モヤモヤ”について深掘りします。

本イベントは2日にわたって開催します。

Day1 「議題①: “ニンゲンッテ、ナンダ?”ってなんだ?」

1日目の企画会議では、本展のメッセージである「ニンゲンッテ、ナンダ?」という問いに込めた思いを深掘りします。ロボットは心を持ちうるか?ロボットやAIを利用して“復活”した人間に命はあるか?「心」と「命」をキーワードにロボットを通して人間を見つめ直し、今後変わるかもしれない「人間とは何か?」について考えます。答えのない難しい問いですが、そんなにのんびり考える時間は残されていないかもしれません。今のうちに、立ち止まって考えてみませんか?

日時: 2022年6月18日(土)13:30~14:30
登壇監修者: 浅田 稔、江間 有沙、長井 志江
ファシリテーション: 園山 由希江(科学コミュニケーター)

Day2 「議題②: “ニンゲンッテ、ナンダ?”のヒントはSFにある⁉」

人間は何千年もの昔から、分身のような存在をつくりたい、現実を遥かに超えた世界を見てみたいと物語を描いてきました。その中には、現実とは違った人間像や価値観、社会のルールなどが存在します。2日目の企画会議では、そういったSF作品などの物語や人間の想像力から「ニンゲンッテ、ナンダ?」を考えるヒントを、皆さんと探します。

日時: 2022年6月19日(日)13:30~14:30
登壇監修者: 浅田 稔、大澤 博隆、佐倉 統
ファシリテーション: 宮田 龍(科学コミュニケーター)

ゲストスピーカー

浅田 稔 (Day1, Day2)

大阪国際工科専門職大学 副学長/大阪大学 特任教授(同名誉教授)

大阪大学大学院基礎工学研究科博士課程修了、工学博士。同大学助手(現在の助教)、講師、助教授(現在の准教授)、教授を経て現職。もともと、ヒトの認知に興味があり、機械で認識するコンピュータビジョンの研究を卒研から始める。修士・博士課程でロボットの視覚研究を進めるものの、ヒトの認知過程の解明に至らず、強化学習(機械学習の一種)の実ロボットへの応用を世界に先駆けて実現。これに感動し、ロボカップの提案につなげた。ロボカップの移動ロボットだけではものたりず、ヒューマノイドを対象とした、認知発達ロボティクスを提唱し、その継続・進展・深化に携わってきた。
きみロボ展のイチオシロボットは「零式人機ver.1.2」。

江間 有沙 (Day1)

東京大学未来ビジョン研究センター 准教授/理化学研究所革新知能統合研究センター 客員研究員

東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。専門は科学技術と社会の関係について研究を行う科学技術社会論(STS)。人工知能やロボットを含む情報技術と社会の関係について研究。日本ディープラーニング協会理事。主著に『AI社会の歩き方-人工知能とどう付き合うか』(化学同人、2019年)、『絵と図で分かるAIと社会』(技術評論社、2021年)がある。
人生を変えたロボットは「人工知能学会誌(2014年1月)の表紙に描かれた人型掃除機ロボット」。

長井 志江 (Day1)

東京大学ニューロインテリジェンス国際研究機構 特任教授

大阪大学、博士(工学)。ビーレフェルト大学ポスドク研究員、大阪大学特任准教授、情報通信研究機構主任研究員などを経て、2019年より現職。構成的アプローチから人間の社会的認知機能の発達原理を探る、認知発達ロボティクス研究に従事。自閉スペクトラム症(ASD)視覚体験シミュレータは、ASD者の困りごとを見える化する技術として高い注目を集める。30 women in robotics you need to know about (2019) や World’s 50 Most Renowned Women in Robotics (2020) に選出。
きみロボ展のイチオシロボットは「アフェット(affetto)」。

大澤 博隆 (Day2)

慶應義塾大学理工学部 准教授/筑波大学システム情報系 客員准教授

2022年度より慶應義塾大学理工学部管理工学科准教授および筑波大学システム情報系客員准教授、HAI研主宰者。ヒューマンエージェントインタラクション、人工知能の研究に幅広く従事。共著として『人狼知能:だます・見破る・説得する人工知能』『SFプロトタイピング:SFからイノベーションを生み出す新戦略』など。監修として『SF思考ビジネスと自分の未来を考えるスキル』など。人工知能学会、情報処理学会、日本認知科学会、ACM等会員、日本SF作家クラブ理事。博士(工学、慶應義塾大学)。
きみロボ展のイチオシロボットは「弱いロボット」。

佐倉 統 (Day2)

東京大学大学院情報学環 教授/理研AIP チームリーダー

もともとの専攻は霊長類学、進化生物学だが、現在は科学技術と社会の関係についての研究考察が専門領域。人工生命、脳神経科学、放射線リスク、AIやロボットなどさまざまな分野の社会的問題を渉猟しつつ、人類進化の観点から人類の科学技術を定位することが根本の関心。主な著書に、『科学とはなにか 』(講談社ブルーバックス)、『人と「機械」をつなぐデザイン』(東京大学出版会)、『「便利」は人を不幸にする』(新潮選書)、など。
人生を変えたロボットは「鉄腕アトム」と「鉄人28号」。

企画・ファシリテーション

園山 由希江 (Day1)

科学コミュニケーター

企画担当としてきみロボ展に携わる。これまで、映画イベント「Cinema未来館」、リアル脱出ゲーム「人類滅亡からの脱出」等の大型イベントや特別展を担当。モットーは「好奇心こそが人生を豊かにする」。
きみロボ展のイチオシロボットは「Ontenna(オンテナ)」(写真中、髪につけているもの)。

宮田 龍 (Day2)

科学コミュニケーター

企画担当としてきみロボ展に携わる。これまで、Miraikanフォーカス関連トークセッション「イマジネーション×サイエンス ~人工知能がつくる未来を想像する~」映画イベント「Cinema未来館」等SFなどのコンテンツとコラボレーションした企画や、市民参加型の実証実験などを担当。モットーは「心が動けば、行動も変わる」。
人生を変えたロボットは「ガンダム」と「ドラえもん」と「タチコマ」。

開催概要

開催日時
2022年6月18日(土)、6月19日(日)13:30~14:30
開催場所
日本科学未来館 1階 コミュニケーションロビー
対象
小学5年生以上を推奨
参加人数
80人(立ち見も可)
参加費
無料
※きみとロボット展をご鑑賞の上、ご参加を推奨します。
字幕の視聴について
本イベントでは、音声認識字幕アプリを使用し、イベント会場に字幕を表示いたします。
参加方法
【事前申し込み枠】(先着順)
下記の「お申し込みフォーム」より事前申し込みを受け付けいたします。

2022年6月18日開催:Day1 「議題①:“ニンゲンッテ、ナンダ?”ってなんだ?」 お申込み
2022年6月19日開催:Day2 「議題②:“ニンゲンッテ、ナンダ?”のヒントはSFにある⁉」 お申込み

※事前申込みは終了しましたが、当日参加も受け付けします。また、立ち見でもご覧いただけます。
※複数日のご参加を希望される方は、回ごとにお申し込みください。
※申し込み期間は2022年5月25日(水)14:00から6月17日(金) 12:00まで
※申し込みは各回お1人様までとなります。複数名でご参加の場合は、お手数をおかけしますが、お1人ずつ応募をお願いいたします。
主催
日本科学未来館、朝日新聞社
お問い合わせ先
日本科学未来館
Tel: 03-3570-9151(開館日の10:00~17:00)
お問い合わせフォーム

特別展「きみとロボット ニンゲンッテ、ナンダ?」公開中!
約90種130点のロボットが大集結する、国内展覧会史上最大規模の展覧会。変わりゆくロボットと人間の関係性を見つめながら、「人間とはなにか?」を問いかけます。