「どうする!?エネルギー大転換」へようこそ。

本展は2017年にドイツ博物館で開催された企画展「energieエナギー.wendenヴェンデン」(邦訳:エネルギー転換)に、新たに日本のエネルギー事情を紹介するコーナーを加えた、私たちの生活に欠かせないエネルギーの未来について考える展示です。

「エネルギー転換」とは、私たちが現在使っているエネルギーを別のものに変えていくことを意味します。 石油や石炭などの化石燃料は、このまま使い続けると地球温暖化を悪化させます。このため二酸化炭素を出さず、枯渇しない持続可能なエネルギー源に転換することは、人類全体に課せられた急務なのです。

では、「エネルギー転換」はどのように進めていけばいいのでしょうか? 本展の主役は、来場者のあなたです。

10のテーマそれぞれについて、さまざまな人の声に耳を傾けながら、エネルギーの未来はどうあるべきかを考えてください。そして政治家になったつもりで、あなたのエネルギー政策を表明してください。

体験方法

国会議員になったつもりで、「エネルギー転換」を進める最適な方法を決めてください。

1. 全部で10のテーマがあり、1つのテーマにつき3つの政策が提案されています。あなたが最適と考えるものを選び、その政策に票を入れてください。

2. 投票用紙(黄色いカード)を各テーマの機械に入れて、あなたの選択を記録してください。

3. 4つ以上のテーマについて選択したら、投票所で投票しましょう! あなたの選択から、あなたのエネルギー転換のタイプも診断できます。

開催概要

タイトル
「どうする!?エネルギー大転換」展
会期
2020年1月17日(金)~3月29日(日)
※本展は、3月29日までの会期を予定しておりましたが、新型コロナウイルス感染症の感染予防と拡大防止のため、2月27日をもって閉幕となりました。
開催場所
日本科学未来館 1階 コミュニケーションロビー
入場料
無料 ※常設展、ドームシアターは別料金
主催
日本科学未来館、ドイツ博物館
共催
ドイツ 科学・イノベーション フォーラム 東京(DWIH東京)
後援
Linde AG , Federal Ministry of Economic Affairs and Energy , Bavarian Ministry of Economic Affairs , Regional Development and Energy and innogy Stiftung für Energie und Gesellschaft
企画制作
ドイツ博物館
科学監修
マンフレッド・フィシェディック 、 アルミン・グルンワルド 、 クレメンス・ホフマン 、 パトリック・クッパー 、 フェリックス・クリスティアン・マテス 、 カレン・ピテル 、 ウルリッヒ・ワグナー
未来館コンテンツタイトル
「日本ではどうする!?」
未来館コンテンツ科学監修
安田 陽(京都大学) 、 松尾 和也(株式会社松尾設計室) 、 櫻井 啓一郎(産業技術総合研究所)