学校団体を対象とした予約制のプログラムについて、以下の3つの種類があります。学年に応じた内容にて実施いたします。

  • 「トークプログラム」…科学コミュニケーターによるレクチャーのあとに質疑応答を行います。
  • 「ワークショップ」…科学コミュニケーターがファシリテーションを行い、参加者同士で議論して進めます。
  • 「実験教室」…科学コミュニケーターと一緒に実験を行います。

実施日時、受付期間、実施場所、対象、所要時間、定員等、プログラムにより異なりますので、詳細は以下をご覧ください。参加費は入館料のみです。

トークプログラム

プログラム一覧

トークプログラム「ほりだせ! 地球のいま・むかし 地底人どりまるくんの探検記」

地面の下から見つかる化石や昔のできごとの痕跡を手がかりに、私たちは地球の歴史を知ることができます。では、私たちが暮らす現代にできつつある地層からは、どんなものが掘り出されるのでしょう? このトークでは「どりまるくん」というキャラクターの探検物語をとおして、過去から現代までの地球の歴史について紹介します。そこから見えてくる今の地球の姿は、あなたの目にはどう映るでしょうか。さあ、楽しい探検に出かけましょう!

  • 対象: 小学生、中学生、高校生
  • 所要時間: 30分
  • 定員: 児童・生徒42名まで(引率者の人数を除く)
トークプログラム「ほりだせ! 地球のいま・むかし 地底人どりまるくんの探検記」のイメージ画像。急な崖を下から見上げている写真。地面とほぼ平行な地層の縞模様が見えている。画像の右側には、このトークに登場する地底人の「どりまるくん」のイラストがある。どりまるくんの体は、短い手足が生えたボールのような形で、頭にはドリルの形の大きな帽子をかぶっている。

トークプログラム「どうする? 宇宙船での長い旅」

宇宙船に乗って、宇宙旅行に出かけましょう! 国際宇宙ステーションや、月へ旅行にいくとしたら、みなさんは何をもっていきますか? そして、気の遠くなるような遥かかなたの宇宙へ、世代をつないで1000年以上の長い旅をするとしたら……? 宇宙船の中という限られた資源しかない場所で、乗組員はどのように命をつないでいけばよいのでしょうか。そのキーワードは「循環」です。宇宙船での長い旅に何が必要か、みんなで一緒に考えてみましょう。

  • 対象: 小学生、中学生、高校生
  • 所要時間: 30分
  • 定員: 児童・生徒42名まで(引率者の人数を除く)
宇宙に浮かぶ地球

トークプログラム「テクノロジーでカラダ復活?!」

「見る」「聞く」といったカラダの働きをサポートするテクノロジーの可能性を探るトークです。たとえば年をとって耳が聞こえにくくなったとき、どんなテクノロジーがあればいいでしょう? 「聞く」働きを“復活”させる人工内耳のほか、音を振動と光に変換して伝えてくれるデバイスなどもご紹介します。さまざまなテクノロジーの中からどれを選ぶかは、使う人の好みや状況によって変わるかも? 自分にとって心地よいサポートのかたちを一緒に考えましょう。

  • 対象: 小学生(3年生以上)、中学生、高校生
  • 所要時間: 30分
  • 定員: 児童・生徒42名まで(引率者の人数を除く)
デバイスをつけた女性

トークプログラム「クイズでせまる! AIをささえる確率」

「確率」と「AI(人工知能)」。どちらも私たちが「不確かなこと」を見とおすために使える強力な道具です。サイコロ投げなど不確かなことでもデータをたくさん集められれば確からしい予測をできることがあります。いっぽう、刻々と状況が変わることで十分なデータを集められない時もあります。 そういう時にも役に立つ「AIをささえる確率」のしくみを、ちょっと不思議なクイズをとおして探ってみましょう。

  • 対象: 小学生(4年生以上)、中学生、高校生
  • 所要時間: 30分
  • 定員: 児童・生徒42名まで(引率者の人数を除く)
AIのイメージ

実施日時、受付期間など

実施日時
平日の10:15~10:45
(ただし、春休み、GW、夏休み、冬休みの期間を除く)
受付期間
実施希望日の6カ月前の月初から2カ月前の月末まで
(例:実施希望日 9月10日→受付期間3月1日~7月31日)
実施場所
3階 研究エリア ハブスペース (3階常設展に隣接) 3階フロアマップ
  • 集合場所:3階展示場内の「ロボットとくらし」付近
  • プログラムの実施は、1団体様1つに限らせていただきます。
  • 予約は先着順です。すでに予約が入っている日はお受けできません。
  • 定員を上回る場合でも、時期によっては他のスペースをご用意できる場合もありますので、ご相談ください。
  • 集合時刻は開始10分前です。集合時刻を過ぎてのご到着の場合、プログラムをキャンセルさせていただく場合がございます。
  • 学校団体引率者(教職員)もご同行ください。


ワークショップ・実験教室

プログラム一覧

ワークショップ「ナゾ解きでせまる! 原因と結果のミステリー」

私たちは日常の中で「原因と結果」の関係から、原因の推理や結果の予測をしています。
AIやロボットも同じように、データから学習して「次はこうなるだろう」と予測をしています。
このワークショップでは、たがいに関係していなさそうなデータの間に不思議な関係が浮かびあがったり、同じデータなのに見る人によっていくつもの異なる説明ができてしまったり、さまざまなナゾに出会います。
原因と結果をつなぐ矢印を書きながらナゾを解きあかし、私たちが直面する<原因と結果の関係を正しく理解できただけでは解けない問題>にもみんなで挑戦します。
「原因と結果」のミステリーの先に私たちはどんな未来を描けるでしょうか。

  • 対象: 小学生(5年生以上)、中学生、高校生
  • 所要時間: 150分
  • 定員: 児童・生徒8名まで(引率者の人数を除く)
AIのイメージ

ワークショップ「気候変動から世界を守れ!~迫られる選択・試されるチームワーク~」

参加者同士のディスカッションを中心に進む、ロールプレイング形式のワークショップです。2~5人で1つの国を担当し、計5か国に分かれて議論を進めます。参加者は各国のリーダーとなり、科学者からの情報や自国の経済状況、他国との議論をふまえながら、気候変動がもたらす影響から自国を守ります。
自国内だけでなく、価値観や事情の異なる他国との議論を通して、グローバルな視点に触れ、課題解決を目指す対話の重要性を体感します。

  • 対象: 小学生(5年生以上)、中学生、高校生
  • 所要時間: 140分
  • 児童・生徒25名まで(引率者の人数を除く)
ワークショップの様子

実験教室「PCRってなに?~アスパラガスの遺伝子をしらべよう~」

新型コロナウイルス感染症に関するニュースでPCR検査という言葉をよく耳にしたのではないでしょうか。
PCR(ポリメラーゼ連鎖反応 Polymerase chain reaction)はDNAを調べるために生命科学の実験でよく使われる手法のひとつです。
このプログラムではPCRのしくみを学びながら、アスパラガスのDNAを使って、見た目ではわからないアスパラガスの違いを調べます。

  • 対象: 小学生(5年生以上)、中学生、高校生
  • 所要時間: 180分
  • 児童・生徒16名まで(引率者の人数を除く)


実験教室の様子



実施日時、受付期間など

実施日時
平日の13時もしくは14時開始 ※終了時刻はプログラムごとに異なります。
(ただし、春休み、GW、夏休み、冬休みの期間を除く)
受付期間
実施希望日の6カ月前の月初から3カ月前の月末まで
(例:実施希望日 9月10日→受付期間3月1日~6月30日)
実施場所
3階 研究エリア ハブスペース (3階常設展に隣接)3階フロアマップ
  • 集合場所:3階展示場内の「ロボットとくらし」付近

5階 実験室 (5階常設展に隣接)5階フロアマップ
  • 集合場所:5階展示場内の「H-IIAロケットエンジン」付近
  • プログラムの実施は、1団体様1つに限らせていただきます。
  • 予約は先着順です。すでに予約が入っている日はお受けできません。
  • 集合時刻は開始10分前です。集合時刻を過ぎてのご到着の場合、プログラムをキャンセルさせていただく場合がございます。
  • 学校団体引率者(教職員)もご同行ください。

申込方法

実施をご希望の場合は、団体での来館予約のあとにお送りする団体予約完了のメールへの返信に、以下の項目を記載のうえ、受付期間内にお申込みください。

  1. 希望プログラム名
  2. 学校名
  3. 学年
  4. 予定人数(児童・生徒の人数、および引率者の人数)
  5. 希望開始時刻 (※ワークショップ・実験教室をお申込の場合のみ)

お申込み内容を確認のうえ、団体予約受付担当より、実施の可否についてメールにてご返信いたします。
来館予約のまえにご質問がある場合は、以下のお問い合わせフォームにてお問い合わせください。

団体でのご利用全般について

団体でのご利用の全般については以下をご覧ください。
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お問い合わせ先

日本科学未来館 団体予約受付担当
お問い合わせフォーム
TEL: 03-3570-9188(開館日の10:00~17:00)