本展示は終了しました。

展示概要

本企画展は、これまでの図鑑の常識を覆す動く図鑑「MOVE」のコンテンツや世界観をベースとしながら、五感で生きものの知恵や技術を体験できる展覧会です。
観察対象としての生きものを学ぶのではなく、自分が生きものになる体験を通して、それらをより鮮明に理解し、これまでにない形での「生物多様性」や「他者理解」の学習を目指します。
「なれた!」と実感したときの喜びをきっかけに、生きものや自然に対するさまざまな知識への興味を喚起し、学ぶ楽しさを伝えます。

開催メッセージ 「なったらわかる、いろんなこと。」

生きものたちは皆、独自の知恵と工夫によって環境に適応し、身を守り、命をつないでいます。子どもたちが大好きな風変わりな姿やおどろくような習性もすべて、かれらが懸命に生き抜く過程で獲得してきた個性であり、アイデアの実践なのです。
「MOVE 生きものになれる展」は、生きものたちのこうしたユニークな生き方がなぜ選ばれてきたか、子どもたちが実際に"生きものになって"実感するまったく新しい試みです。
いまこの地球では、さまざまな環境に暮らすバリエーション豊かな生きものたちが互いに関係し合い、命を循環させることで一つのシステムを形づくっています。ちがう生きものの視点を獲得する体験は、こうした自然界への敬意を引き出し、生物の多様性を直感的に理解する貴重な経験となるでしょう。
この経験を通して、調和の一角である人間たちがどのように進化し関係を維持していくべきか、思いを馳せるきっかけとなることを願います。

動く図鑑 「MOVE」とは

累計発行部数250 万部。講談社が送りだす、常識を超える全く新しい図鑑。 動く図鑑MOVE は、6 年前に誕生しました。それまでの図鑑のカタログ的な情報提供にとどまらず、大迫力の写 真とNHK の映像を使ったDVD を連動させることで、「おどろき」と「感動」によって子ども達の好奇心を刺激し、新 しい世界への興味を持ってもらうことを狙いとしています。現在「動物」「昆虫」「魚」などの生きものの図鑑をはじ めとして15 冊を刊行。6 年間で250 万部の人気シリーズとなっています。

展示構成

4つのテーマで構成された、生きものに「なれる体験」を楽しめるアクティビティ

ワンダー・ジャングル

熱帯雨林のユニークな生きものと出会える。水の上を走るバシリスク体験も!
生命の過密地帯であるジャングルをテーマとしたエリア。沢山の種類の生きものが各々の強みを活かして暮らしています。ここでは水の上を軽やかに走る爬虫類、バシリスクになって水の上を走る疑似体験が可能。熱帯雨林で発達したユニークな生きものの生態を体感することができます。

ミラクル・サバンナ

食物連鎖や競争を勝ちぬく進化を学ぶ。ライオンになって獲物に跳びかかれ!
身を隠す場の少ない低草木地帯のサバンナをテーマとしたエリア。生きものたちは、獲物を狩り食べることで命をつないでいます。ここでは、ライオンになって獲物の草食動物に見つからないように狩りをする体験を通じて、サバンナで生き延びるための知恵や食物連鎖を感じることができます。

スモール・ガーデン

足元の小さな生きものの世界を発見できる。ダンゴムシになって身を守れ!
普段何気なく目にしている昆虫や花など、足元の世界をテーマにしたエリア。ダンゴムシが身を守る為の丸まりワザを身をもって体験できるほか、小さな生きものが担っている「分解」の役割を中心に、有機物の循環や植物との関わりを学びます。無意識に見ていた自分の足元に、新たな世界を発見することができます。

サバイバル・オーシャン

海の生存競争の厳しさを実感できる。メガロドンに食べられないよう滑走せよ!
人からは見えずとも熾烈な生存競争が繰り広げられる海をテーマにしたエリア。食物連鎖の重要性と、絶滅などによって海中世界の序列に変化が訪れるダイナミズムを学びます。流氷の滑り台の下で口を大きく開けて待ち構える巨大サメ・メガロドンに食べられないよう滑走するペンギン体験を通じて、食うか食われるかという生存競争の厳しさを実感することができます。

※「なれる体験」は好奇心を刺激するためのエンターテインメントです。一部に誇張や架空の設定が含まれます。

会場風景

基本情報

タイトル
企画展「MOVE 生きものになれる展 ―動く図鑑の世界にとびこもう!―」
会期
2017年11月29日 (水) ~ 2018年4月8日 (日)
開催場所
日本科学未来館 1階 企画展示ゾーン
休館日
火曜日 (ただし、12/26、1/2、3/20、3/27、4/3は開館)、年末年始 (12月28日~1月1日)
主催
日本科学未来館、講談社、電通、読売新聞社、NHK エンタープライズ、電通ライブ、ベクトル