本展示は終了しました。

展示概要

世代を越えて愛され続ける「ドラえもん」。そして、その魅力のひとつである、数々のひみつ道具。
ドラえもんのひみつ道具は、現在の科学技術でどこまで実現されているのでしょうか。「タケコプター」「透明マント」などひみつ道具が繰り広げる夢の世界と、現在の科学技術とを重ね合わせて分かりやすく紹介。親子で楽しみながら、夢を持つことの大切さを学ぶことができる展覧会です。

展示構成

ZONE1 「ドラえもんと暮らす未来」

日常生活の中でもペットロボットなどが身近な存在となった今、人間とロボットが暮らす未来が予感できるようになりました。ZONE1 では、人とロボットとのコミュニケーションについての研究を紹介し、22 世紀でドラえもんと暮らす未来を想像します。

友だちロボット ドラえもん

ロボットデザイナーが考える未来の友だちロボット。その象徴的存在であるドラえもんが観客を迎えます。

ドラえもんと歩こう

歩行するドラえもんの映像やASIMO、WABIAN-2R などの二足歩行ロボットの映像にあわせて、一緒に歩行体験。複雑な動きを実現しているロボット技術を実感できます。

だんだん歩けるようになる

その場の状況にあわせて動き方を習得する強化学習ロボット。最初は動きがおぼつかないロボットが、徐々に前進する方法を身につけていきます。

話そう!友だちになろう!

コミュニケーションに欠かせない会話。内容や人それぞれの話し方や癖に対応し、自由自在に話すことができるロボットと会話体験ができます。

目、鼻、耳がきく!そして人にやさしい!

困ったときに助けてくれる、やさしいロボット。介護ロボットをイメージした体験展示やロボットたちの映像で紹介します。

ZONE2 「ひみつ道具と科学技術の夢世界」

ドラえもんのひみつ道具の中に見た夢は、今どれほど現実のものになっているのでしょうか。ZONE2 では、先端技術をひみつ道具と重ね合わせ、どんどん発展する科学技術を新たな視点で紹介します。

空を自由に飛びたいな♪

「タケコプター」のように自由に空を飛ぶことを目指し開発された「GEN H-4」。世界で一番小さいヘリコプターとしてギネス登録されています。原寸大のGEN-H4 に乗り込み記念撮影。シミュレーション映像で飛行体験するイベントも開催予定。

小さく小さくなれたなら・・・

ドラえもんの世界では人が小さくなることもできますが、現実には不可能です。ですが現在では、ナノレベルほどの小さいサイ ズでものを見たり、扱ったりできるようになりました。先端の科学技術が見せるミクロの世界に出発します。

変身したい!

かっこよくなりたい!強くなりたい!そんな変身したいという願望に挑む最前線の研究とは。あたかも透けてみえるような「透明マント」で、実際に変身できます。

もっと気持ちが通じれば・・・

食べると別の言語を話すことができるひみつ道具「ほんやくコンニャク」。ここでは、そんな未来を想像できる音声翻訳システムの先端研究や、コミュニケーションを捉える脳科学に迫ります。

遠く、遠く、広がる世界へ・・・

ドラえもんやのび太くんたちの冒険のように、時間や空間を越えて、遠く広がる世界を目指すのは、いつの時代も変わらず人間が抱き続けた夢。宇宙や深海など、最新の探査によって明らかになったダイナミックな世界が広がります。

会場風景

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基本情報

タイトル
企画展「ドラえもんの科学みらい展」
会期
2010年6月12日(土)~9月27日(月)
開催場所
日本科学未来館 1階 企画展示ゾーン
開館時間
午前10時~午後5時(入館は閉館時間の30分前まで)
※ 8月中の土日は午後6時まで開館
休館日
毎週火曜日(ただし、7/27~8/31は火曜日も開館)
入場料
大人1,300円、18 歳以下600円(常設展示見学可)
※ 企画展のみは大人 1,000 円(友の会 800円)、18歳以下 500円(友の会 400円)
主催
ドラえもんの科学みらい展実行委員会(株式会社小学館、株式会社テレビ朝日、シンエイ動画株式会社、株式会社アサツー ディ・ケイ、株式会社小学館集英社プロダクション、財団法人科学技術広報財団)、日本科学未来館
後援
文部科学省、東京都教育委員会、社団法人日本PTA全国協議会
特別協力
藤子プロ
科学監修
日本科学未来館