
今から50年後、ロボットなどさまざまな技術が発展した2075年の社会では、「いのち」はどのような姿をしているでしょうか? 「生きているってどういうこと?」、「いのちが宿っているものとは?」といった問いへの答えも大きく変わっているかもしれません。
そんな未来の「いのち」について問いかける、大阪・関西万博のパビリオン「いのちの未来」を未来館で体験できるイベントを実施します。「いのちの未来」とは、万博を機に生まれたロボットやアンドロイドに加えて企業やクリエイターが考えた50年後の社会を体験できる、人気のパビリオンの一つです。
このイベントでは、ロボットがアバター(分身)となってパビリオン「いのちの未来」をめぐる、「アバター・ライドシェアツアー」に参加します*。ロボットが現地で見聞きしている景色や音がリアルタイムで配信され、未来館にいながらにしてパビリオンを楽しむことができます。
体験後の意見交換の時間には、「アバター・ライドシェアツアー」のプログラム開発を担当された宮下敬宏先生にも遠隔でご参加いただきます。他の参加者や科学コミュニケーターも交えて、体験の感想を話し合います。
このパビリオンのプロデューサーである石黒浩先生は、未来館内の研究エリアに入居している研究プロジェクト「アバター共生社会」プロジェクトの研究代表者でもあります。今回のパビリオン体験が、アバター(遠隔操作ロボットやCGキャラクタ)とともに生きる社会について考えるきっかけになるかもしれません。
いのちの未来、そして社会の未来について、パビリオン「いのちの未来」をまだ体験していない方も、すでに体験した方も、ぜひ一緒に考えてみましょう。
(このイベントは、6月15日に開催した同名のイベントからプログラムの内容の一部を変更したものです。)
*「アバター・ライドシェアツアー」は、万博会場に足を運ぶことが難しい方々を対象としたライブ映像配信サービスです。学校や美術館、企業などでのパブリックビューイングや、個人での視聴にも対応しています。
ゲストスピーカー(敬称略)

宮下 敬宏
株式会社 国際電気通信基礎技術研究所(ATR)インタラクション科学研究所 所長/ 株式会社 国際電気通信基礎技術研究所(ATR)インタラクション技術バンク バンク長/ 国立研究開発法人科学技術振興機構ムーンショット型研究開発事業「誰もが自在に活躍できるアバター共生社会の実現」グループリーダー
ファシリテーション
齋藤 早樹子
日本科学未来館 科学コミュニケーター
開催概要
- 開催日時
- 2025年8月10日(日) 15:20~16:30
- 開催場所
- 日本科学未来館 3階 ハブスペース
- 対象
- どなたでも
- 参加人数
- 30人
- 参加費
- 入館料のみ
- 字幕の視聴について
- 本イベントでは、字幕表示用の端末の貸し出しを行います。必要な方は、お申し込みフォームの当該項目にチェックを入れた上でお申し込みください。
- 参加方法
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【事前申込制】(抽選)
- イベントのお申し込みには、Miraikan IDへの登録が必要です(登録無料)。
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- お子様のイベント参加申込を行う場合は、保護者の方のお名前でMiraikan IDにご登録のうえ、お子様のお名前を家族設定で追加してください。
- 申込期間
- 2025年7月25日(金) 12:00 ~ 8月2日(土)
- 撮影について
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・イベント中にカメラ撮影が入り、未来館および共催機関、アウトリーチ先の公式サイト(HP、SNS等)や報告書等の各種資料で使用される場合があります。
・撮影不可の場合には、当日受付時にご遠慮なくその旨をスタッフまでお申し出ください。
- 主催
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日本科学未来館
日本科学未来館研究エリア 「アバター共生社会」プロジェクト
ムーンショット型研究開発事業目標1研究開発プロジェクト「誰もが自在に活躍できるアバター共生社会の実現」(アバター共生社会プロジェクト)
- お問い合わせ先
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日本科学未来館
Tel: 03-3570-9151(開館日の10:00~17:00)
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