
私たちは日々の暮らしの中で、「当たり前」を疑うことなく過ごしています。けれどその常識は、宇宙全体から見ればほんの一部にしか通用しないものなのかもしれません。
天才物理学者「アインシュタイン」。みなさんも、きっと一度は耳にしたことがあるでしょう。
彼が明らかにしたのは、「時間」や「空間」でさえも伸び縮みするという驚きの世界です。
ブラックホール、宇宙のはじまり、光の速さ、重力――。アインシュタインの理論は、私たちの常識を根本から変える考え方を教えてくれます。
このイベントは、2025年7月から放送されるNHK Eテレ番組「3か月でマスターするアインシュタイン」とのコラボ企画で、番組講師の小林晋平さんをゲストにお迎えします。
この世界の仕組みを探るための手段はさまざま。体感したり、目の前で実験を見たり、数式に表したりしながら、私たちをとりまく世界のルールの根底にあるものを、楽しくひも解いてみましょう。
そして、はるか遠くの宇宙で起きていることと、私たちの身のまわりの出来事は、実は同じ法則でつながっている……そんな驚きの発見ができるかもしれません。
ふだん感じることのできない新しい視点で世界をのぞき見ることで、きっとあなたの毎日がもっと面白く、もっと豊かになるはずです。「当たり前」に隠された法則を、一緒に楽しんでみませんか?
ゲストスピーカー(敬称略)

小林 晋平
東京学芸大学 教育学部 自然科学系物理科学分野 教授
ブラックホールの内部構造や宇宙の始まり、時空や次元などについて研究している宇宙物理学者。理科・物理教育の実践的研究もしており、サイエンスイベントの主催やYouTubeでの講義配信も行なっています。2025年7~9月にNHK Eテレで放送される「3か月でマスターするアインシュタイン」では、全12回の講師を務めます。
ファシリテーション

清水 菜々子
日本科学未来館 科学コミュニケーター
世界の見方をかえる面白さを感じた最近の体験は、スマホの地図アプリを使った日本の絶景巡りです。同じ地域でも、立ち位置を変えるとまったく違う景色に見えることも。私たちをとりまく “この世界” をどう見るか? 世界の楽しみ方を、科学でも広げてみませんか?

伊藤 映美
日本科学未来館 科学コミュニケーター
最近、視点を変えてわくわくしたのは、ご飯の冷凍ストック。ただ保存するだけと思っていた冷凍も、科学の視点で見ると、栄養や食感が変わる不思議なしくみが隠れていました。身近な食卓も、ちょっと違った目で見ると新しい発見がありました。
開催概要
- 開催日時
- 2025年7月29日(火) 13:00~14:10、15:00~16:10 (内容はどちらも同じです)
- 開催場所
- 日本科学未来館 3階 コ・スタジオ
- 対象
- どなたでも
- 参加人数
- 30 (立ち見も可)
- 参加費
- 入館料のみ
- 字幕の視聴について
- 本イベントでは、音声認識字幕アプリを使用し、イベント会場に字幕を表示いたします。
- 参加方法
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事前のお申し込みは不要です。
イベント開始時間までに日本科学未来館 3階「コ・スタジオ」へお越しください。
お席は自由席となっておりますので、空いている席にお掛けください。
※満席の場合は立ち見となる可能性があります。
- 撮影について
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・イベント中にカメラ撮影が入り、未来館および共催機関の公式サイト(HP、SNS等)や報告書等の各種資料で使用される場合があります。
・撮影は客席の後方から行います。皆様の後ろ姿や、発言された際の音声が録音される可能性がありますので、あらかじめご了承ください。
・お客様ご自身による写真や動画の撮影について、個人でお楽しみいただく範囲であれば撮影いただけますが、他の方が映りこまないようご注意ください。
- 主催
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日本科学未来館
NHK
- お問い合わせ先
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日本科学未来館
Tel: 03-3570-9151(開館日の10:00~17:00)
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