「未来をつくるラボ」では、開発中のテクノロジーをいち早く体験したり、研究者とアイデアを交換したりできる実証実験を行っています。

実証実験テーマ

人とロボットがこころ通わせ、自然に共生する未来のくらしを実現する。

世界中で研究開発が進み、高性能なロボットやAI技術が次々に生まれています。マンガやアニメのように誰もがロボットと一緒にくらす日はやってくるのでしょうか?

「Hanamoflor(ハナモフロル)」は、ゆっくりとした語りかけや穏やかなまなざしといった“やさしいインタラクション”を特徴とする子ども型見守りロボットです。施設や家庭など場所を問わず、高齢者から子どもまで誰もが安心して利用できる“こころのパートナー”となることを目指して開発されました。
この実証実験では、ハナモフロルと1~6歳の子どもたちとの関わりを通して、人とロボットとの間に“やさしさ”や“思いやり”がどう育まれるのかを探り、ロボットの社会的受容性の検証と、共生支援技術の構築を目指します。

体験内容

ハナちゃんといっしょにあそぼう!

(写真)子ども型見守りロボットHANAMOFLOR(ハナモフロル)

未来館3階の親子向け探求・体験スペース「“おや?”っこひろば」にて、1~6歳の子どもを対象に、ハナモフロル(ハナちゃん)とおしゃべりや歌を楽しんだり、軽い運動をしたりして遊んでいただきます。
ハナちゃんとのふれあいを通じて、子どもにどんな反応が生まれるのでしょうか? それを見守る保護者の方の意見もお聞かせください。
ロボットと人がともに暮らす未来を一緒に思い描いてみましょう。

体験の流れ

  • 「“おや?”っこひろば」体験受付
  • 実証実験参加受付・同意書記入(約5分)
  • ハナモフロルとのインタラクション体験(約15分)
  • 保護者アンケート回答(約5分)

実証実験代表者

袖山 慶直 の写真

袖山 慶直

ソニーグループ株式会社 事業開発プラットフォーム 技術開発部門 モーションAI開発部 Hanamoflor PJ プロジェクトリーダー

子どもロボット「ハナモフロル」の開発責任者。実環境で生まれる小さな声や反応を大切にし、喜ばれるものを贈るようにデザインしてきました。「やさしさの技術」をテーマに、人とロボットが共に生きる未来について研究しています。

開催概要

開催日時
2025年6月11日(水)~6月13日(金)
各日10:15-16:50(最終受付16:30)
※体験時間は約15分です
開催場所
日本科学未来館 3階 "おや?"っこひろば
対象
「“おや?”っこひろば」参加者のうち、1~6歳の子ども
※保護者の同伴が必要です
参加費
無料
参加方法
まず「“おや?”っこひろば」の入場受付を行ってください。そのうえでハナモフロル体験の受付をお願いします。
※「“おや?”っこひろば」は先着制です。詳細はホームページをご確認ください。
「“おや?”っこひろば」について

【注意事項】
※一度の体験は最大5人程度です。混雑状況により、お待ちいただく場合があります。
※保護者の方に同意書を記入いただきます。体験後はアンケートにご協力ください。
撮影について
・イベント中にカメラ撮影が入り、主催者(未来館およびソニーグループ)のホームページやSNS、パンフレット等の広報物、学術研究発表や各種報告書等で使用される場合があります。
・撮影不可の場合には、遠慮なくその旨をスタッフまでお申し出ください。
・お客様ご自身による写真や動画の撮影について、個人でお楽しみいただく範囲であれば撮影いただけますが、他者の方が映り込まないようにご注意ください。
主催
日本科学未来館
ソニーグループ株式会社
お問い合わせ先
日本科学未来館
Tel: 03-3570-9151(開館日の10:00~17:00)
お問い合わせフォーム

関連リンク

この実証プロジェクトは「未来をつくるラボ」実証実験公募プログラムの採択事業です。

実証実験公募プログラムについて