副担任の先生がAIになる。あなたは「アリ」? 「ナシ」?

突然ですが、あなたの学校の副担任の先生がAIになったとします。それって「アリ」?「ナシ」? 
「先生の負担を減らしてくれるのでアリ!(大人)」「テストの採点が厳しくなりそうだからナシ!(子ども)」など、来館者から集まった意見はさまざまです。

最近話題のAIは、文章や画像、動画を簡単につくることができるようになり、日常生活や仕事、教育にもどんどん入り込んでいます。でも、その関わり方をめぐって友達や同僚、家族と意見が分かれ、すれ違ってしまうこともあるのではないでしょうか。私たちはAIとどう付き合い、周囲の人とどんな関係を築いていけばいいのでしょうか?

このイベントでは、新しい技術が私たちの生活や社会に及ぼす影響を研究している文化研究者の板津木綿子さんと一緒に、AIをめぐるすれ違いを乗り越えるヒントをみんなで考えます!

AIが浸透した20XX年の暮らしのワンシーンを見てアリかナシかをジャッジするゲーム「アリナシジャッジ in 20XX」

前半は、AIが浸透した20XX年の暮らしのワンシーンを見てアリかナシかをジャッジするゲーム「アリナシジャッジ in 20XX」を実施。その後、板津先生が文化研究者ならではの視点からゲームを振り返ります。AIとの関わり方をめぐるさまざまな視点を知ることで、みなさんの「アリ? ナシ?」の基準が見えてくるかも!?
後半は、みなさんでじっくり考えながら自由に話し合うワークショップを開催。前半のゲームを通して感じた疑問を伝えたり、ほかの人の意見に耳を傾けたりするなかで、AIとの望ましい関わり方についてもっと深く知り、考えるきっかけが生まれるかもしれません。お子さんや、会話が苦手な方も大丈夫。研究者と科学コミュニケーターが、「哲学対話」という方法を使って参加しやすい雰囲気をつくります。
ちょっと先の未来、あなたならAIとどう関わりたい? 一緒に考えてみませんか?

ゲストスピーカー(敬称略)

板津 木綿子 の写真

板津 木綿子

東京大学大学院 情報学環 教授

博士(歴史学)。専門は文化史、社会史。特にメディアが文化に及ぼす影響に関心がある。

ファシリテーション

瀬戸 翔吾 の写真

瀬戸 翔吾

科学コミュニケーター

現在展示中のAI体験コーナーでAIに作ってもらったキャッチコピーは「おしゃべりハッピー発電所」。

開催概要

開催日時
2025年5月11日(日) 14:00~15:30
開催場所
日本科学未来館 3階 ハブスペース
対象
小学生以上
※保護者とご一緒の参加も大歓迎
参加人数
40人
参加費
入館料のみ
※特別展・ドームシアターご鑑賞には別途料金が必要です
字幕の視聴について
ご参加にあたり、字幕が必要な場合はご連絡ください。対応方法をご相談させていただきます。
参加方法

【事前申し込み制】(抽選)

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申込期間
2025年4月11日(金)11:00~4月22日(火)
撮影について
・イベント中にカメラ撮影が入り、未来館の公式サイト(HP、SNS等)や館内サイン、各種報告書等、また、共催研究者の研究報告書やアウトリーチ活動等で使用される場合があります。
・撮影不可の場合には、遠慮なくその旨をスタッフまでお申し出ください。
・お客様ご自身による写真や動画の撮影について、個人でお楽しみいただく範囲であれば撮影いただけますが、他者の方が映り込まないようにご注意ください。
お問い合わせ先
日本科学未来館
Tel: 03-3570-9151(開館日の10:00~17:00)
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