
“Ig Nobel Face-to-Face 2024 in JAPAN”イベントレポート
今年の受賞者らに加え、ノーベル賞の梶田隆章氏も登壇
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人々を思わず笑わせ、そして考えさせてくれる──そんな研究をした10のグループや個人に毎年、贈られるイグ・ノーベル賞。今年で34回を迎え、18年連続で日本人研究者が選ばれていることもあって日本でもすっかりおなじみになりました。「Ig Nobel Face to Face」は本国の米国で昨年から始まったイベントで、本イベントはその日本版です。「素朴な疑問から始まる科学」を伝え、科学・技術の面白さや奥深さを共有することを目的として開催します。
登壇者は「多くの哺乳類にお尻から呼吸する能力があることを発見した研究」で今年のイグ・ノーベル賞を受賞された大阪大学・東京医科歯科大学の武部貴則氏、「電気刺激で味覚を変える実験」で昨年受賞された明治大学の宮下芳明氏、「円柱形つまみの回転操作における指の使用状況についての研究」で2022年に受賞された松崎元氏に加えて、本家のノーベル物理学賞を2015年に受賞された東京大学の梶田隆章氏にもご参加いただきます。
武部貴則氏は、未来館併設の研究エリアで研究プロジェクト「ヒューマン・オルガノイド」プロジェクトを主宰、梶田隆章氏は2025年春に公開予定の「宇宙と素粒子」をテーマにした常設展示の総合監修者であり、未来館に関わりの深い2人の研究者にご参加いただくことになります。
最後には、抽選会を行います。幸運な当選者はイグ・ノーベル賞、ノーベル賞の受賞者のサインが入ったグッズがもらえます。
オープニング 紙飛行機とばし
参加者に紙飛行機を折っていただき、全員一斉に舞台の的(となる人)に向かって飛ばします。
第1部 スピーチ
登壇者の方々に、受賞された研究内容や現在の研究についてご紹介いただきます。
<登壇者(登壇順)>
・武部貴則氏(大阪大学 大学院医学系研究科 教授/東京科学大学 総合研究院 教授)
・宮下芳明氏(明治大学 総合数理学部 先端メディアサイエンス学科 教授)
・松崎元氏(千葉工業大学 創造工学部 デザイン科学科 教授)
・梶田隆章氏(東京大学 宇宙線研究所 教授)
第2部 「ヒトはなぜ科学をするのか?」
第一線の登壇者4人に、研究を始めたきっかけや研究の魅力、科学に対する情熱や研究の面白さなどをうかがいます。
<ファシリテーター>
・若林里咲(日本科学未来館 科学コミュニケーター)
第3部 抽選会
アメリカで開催された「Ig Nobel Face-to-Face」イベントの公式グッズのほか、受賞者のサイン入りグッズなどが当たる抽選会を行います。
イグ・ノーベル賞 生理学賞(2024)
「多くの哺乳類にお尻から呼吸する能力があることを発見」
イグ・ノーベル賞 栄養学賞(2023)
「電気を流した箸やストローで食品の味を変える実験」
イグ・ノーベル賞 工学賞受賞(2022)
「円柱形つまみの回転操作における指の使用状況について」
ノーベル賞 物理学賞(2015)
「ニュートリノ質量の存在を示すニュートリノ振動の発見」
イベントのアーカイブ動画はこちらからご覧いただけます。
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