ジオ・コスモスに月を投影した様子(月データ提供:ISAS/JAXA、画像作成:島田卓也)

あなたにとって、月ってどんな存在ですか?
10月17日(木)は、2024年で月が地球に一番近いところで満月になる「スーパームーン」の日です。このスーパームーンに合わせて、未来館では3日間限定でシンボル展示「ジオ・コスモス」に月を投影します。同時に、月が地球に与えている影響や月へと活動拠点を広げようとする人類の挑戦について、科学コミュニケーターが生解説を行います。

月は地球に住む私たちにとって、自分の目で見ることのできるもっとも身近な天体です。
アポロ計画に代表されるように、私たち人間はこれまで幾度となく月に挑戦してきました。そして今、地球を飛び出して月に活動範囲を広げようとする計画がアメリカや中国、ロシアを中心として世界中で動いています。近年では水資源の調査が活発に進み、今年に入ってからは基地にできそうな地下空洞が見つかるなど、月に人間の拠点が広がる未来は、もうすぐそこまで来ているのかもしれません。そのとき私たちは月のどこで、どんな活動をするようになるのでしょう?
地球の環境にとっても月は重要な存在です。月がつくりだす潮の満ち引きは、多くの生物の生活や進化に重要な役割を果たしてきました。月は毎年約3cmずつ地球から離れていっているといわれています。月がなくなったら地球はどうなるのでしょう?
そんな月に関する疑問や最新トピックについて一緒に考えながら、ジオ・コスモスに映る月を眺めませんか?
そして、これからいっそう身近になっていく月についてちょっと詳しくなったあと、夜空に浮かぶ2024年最大の満月を見上げてみませんか?

※「スーパームーン」の定義は諸説ありますが、ここでは「年間で最も地球に近づく月」を「スーパームーン」と表現しています。

ファシリテーション

荒木 千賀

科学コミュニケーター

好きな月は「真昼の欠けた月」

坂口 香穂

科学コミュニケーター

好きな月は「新月」

清水 菜々子

科学コミュニケーター

好きな月は「昇りたての満月」

開催概要

開催日時
2024年10月14日(月・祝)、16日(水)、17日(木)
午前の回 11時10分から11時40分
午後の回 15時40分から16時10分
(どちらも同じ内容です。時間は最大所要時間です。)
開催場所
日本科学未来館 3階 ジオ・コスモス
対象
どなたでも
参加費
入館料のみ
参加方法
当日、開始時間に会場(3階 ジオ・コスモス前)にお集まりください。
撮影について
・イベント中にカメラ撮影が入り、個人を特定できない形で未来館の公式サイトや各種報告書などで使用する場合があります。
・お客様ご自身による写真や動画の撮影について、個人でお楽しみいただく範囲であれば撮影いただけますが、他の方が映りこまないようご注意ください。
主催
日本科学未来館
お問い合わせ先
日本科学未来館
Tel: 03-3570-9151(開館日の10:00~17:00)
お問い合わせフォーム

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