今朝飲んだコーヒーや、お昼に食べたハンバーガー。
実は、私たちの日々の食べものは、生産されてから食卓に並ぶまでに地球環境に負担をかけています。たとえば、農作物や家畜を育てるときに温室効果ガスが排出され気候変動につながったり、森林が切り開かれ、そこにすむ生きものたちが影響を受けたりしているのです。
でも、目の前にある食べものからそれをイメージするのは難しいですよね。

総合地球環境学研究所・サプライチェーンプロジェクトの金本圭一朗プロジェクトリーダーは、食べものの生産がどの地域の生きものに影響するかを可視化するツールを開発した研究者です。このツールの体験と金本さんとのトークセッションを通して、環境と私たちにやさしいごはんを一緒に考えてみましょう!

※本イベントは、第86回地球研市民セミナー・サプライチェーンプロジェクトの一環として行います。また、「環境研究総合推進費JPMEERF20234004」の支援を受けています。

【ツール体験】食べものの足跡をたどってみよう!

食べものと生きもののつながりを可視化するツール

食べものと生きもののつながりを可視化するツールを体験してみましょう。日本で消費されている食べものが、生産された土地の生きものたちにどれだけ影響を与えているのか、科学コミュニケーターと一緒に見ていきます。

【トークセッション】環境と私たちにやさしいごはんって?

金本さんと一緒に、環境と私たちにやさしいごはんとはどのようなものか考えていきます。
※トークセッションはYoutubeでもご覧いただけます。開始時刻やYoutube URLの詳細はページ下部の開催概要欄をご覧ください。

ゲストスピーカー(敬称略)

金本 圭一朗 の写真

金本 圭一朗

東北大学大学院 環境科学研究科 准教授/総合地球環境学研究所 客員准教授

牛肉の料理か鶏肉の料理か迷ったら鶏肉を選びます。環境にも健康にもいい食生活をする方法を一緒に考えてみましょう。

ファシリテーション

平井 元康 の写真

平井 元康

科学コミュニケーター

好きな飲みものはコーヒーです。いつも飲んでいる品種は、どこから来たのでしょうか?

グルラジ マラヴィカ の写真

グルラジ マラヴィカ

科学コミュニケーター

好きな食べものは揚げ出し豆腐です。豆腐は私にとっておいしいですが、生きものにとってはどうだろう?

※「【ツール体験】食べものの足跡をたどってみよう!」では、科学コミュニケーター 安藤未来、上田羊介、片岡万柚子もファシリテーションを担当します。

開催概要

開催日時
2024年4月29日(月)
【ツール体験】食べものの足跡をたどってみよう!
10:00~17:00 (下記トークセッションの時間をのぞく)

【トークセッション】環境と私たちにやさしいごはんって?
13:15~14:00、15:15~16:00
※各回の内容は同じです。
※13:15~14:00のみYoutube 配信あり
https://www.youtube.com/watch?v=P63a1-_qlI4外部サイトへ移動します
開催場所
日本科学未来館3階コ・スタジオ
対象
どなたでも
参加人数
【ツール体験】食べものの足跡をたどってみよう!
自由にお立ち寄りください。

【トークセッション】環境と私たちにやさしいごはんって?
各回40人程度(立ち見も可)
参加費
入館料のみ
字幕の視聴について
本イベントでは、音声認識字幕アプリを使用し、イベント会場に字幕を表示いたします。
参加方法
当日参加枠(先着順)※研究者とのトークイベントのみです。
主催
日本科学未来館、総合地球環境学研究所
注意事項
※本イベントは撮影し、後日YouTubeの未来館チャンネルにてアーカイブ配信を予定しています。
※イベント中に撮影した写真をお客様の同意のもとで広報や研究活動に利用させていただく場合があります。
お問い合わせ先
日本科学未来館
Tel: 03-3570-9151(開館日の10:00~17:00)
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