
春の茶話会レポートvol.3
Mirai can NOW第6弾: 春の茶話会「ねぇ、未来館でお茶しない?」 関連イベント
「ねぇ、お茶しない?」
そんな軽い一言をきっかけに、私たちはふらりと集ってはお茶します。お茶を片手に他愛もないおしゃべりをしたり、のんびり風景を眺めたり……。なにか目的があるわけでも、どうしても必要なわけでもない、ゆるやかなひととき。効率や生産性の点では無駄にも思えるこの“お茶する”時間は、私たちが生きるうえでどんな意味をもつのでしょうか?
このイベントでは、日本茶インストラクターがいれてくれるおいしいお茶を飲みながら、二人の異色のゲストとともに“お茶する”の意味を考えます。
世界の台所探検家の岡根谷実里さんは、ご自身で訪ね歩いた世界各地のティータイムを紹介してくれます。ティータイムの習慣は世界中にありますが、“お茶する”ことで人と人の間に何が生まれるのでしょう。文化人類学者の磯野真穂さんは著書の中で、「私たちは、互いに関係しあうことではじめて実感をもって生きることができる」と言っています。“お茶する”ことは、人間関係にどんな影響をもたらすのでしょうか。
“お茶する”を解きほぐしていくうちに、あなたにとって大切な何かが思いがけず見つかるかもしれません。
※呈茶:日本茶生活合同会社
このイベントは、Mirai can NOW第6弾:春の茶話会「ねぇ、未来館でお茶しない?」 の一環として開催します。Mirai can NOW第6弾の全容はこちらから。
国際医療福祉大学大学院准教授等を経て、2020年より在野の研究者として活動中。文化人類学を社会の中で活かす方法を模索しています。お茶が、フラペチーノとか、お酒とかに代わったら会話に変化は起こりそうでしょうか?
世界各地の家庭に滞在し、日々の料理を一緒にさせてもらって、料理から見える暮らしや社会を伝えています。6年間で30カ国150家庭余りを訪れました。世界で一番好きな食べ物は、地元の郷土料理おやきです。
専門は植物遺伝学。今お茶したい人は、15歳の自分。
専門は分子生物学。今お茶したい人は、卒業以来会ってない中学の親友。
専門は有機化学。今お茶したい人は、いつものダチ。
イベントのアーカイブ動画はこちらからご覧いただけます。