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人生ゲームを用いて“未来の老い”を想像するワークショップを開催します。
2023年11月に公開された未来館の新常設展示「老いパーク」。誰にでも訪れる未来である老いをさまざまな側面からひもとき、一人ひとりが自分自身の老いに思いを馳せる展示です。多くの人に共通に訪れる「体の変化=老化」を、さまざまな体験型コンテンツを通して疑似体験することができます。
このワークショップでは、さまざまな老い方を「人生ゲーム」を用いてシミュレーションし、“50年後の老い”に想像を膨らませます。老いパークで紹介している老化現象も登場する本ワークショップ専用の盤上(中学生によるジェロントロジー研究会制作)に、参加者自身が新しいマスを考えながら、オリジナルの「未来の人生ゲーム」をつくりあげます。
未来は、老いはどのようなものになっていると思いますか? 日々の暮らしは、体は、人生は、どのように変わり得るでしょうか?
人生ゲームを通して、楽しみながら “未来の老い”を想像してみましょう。
※人生ゲームとは:ルーレットを回してマス目を進み、人生の様々なイベントを経て億万長者を目指す盤ゲーム。本ワークショップ専用の人生ゲームでは、お金だけでなく「大切な人間関係」や「知恵・知識」なども集めます。
※中学生によるジェロントロジー研究会とは:一般社団法人ナレッジキャピタル(大阪)が主催するプロジェクト。京都大学総合博物館の塩瀬隆之准教授が総合監修を務め、「高齢者の社会参画」をテーマに、50年後も現役ではたらいているであろう中学生ならではの視点から具体的なアイデアの提言を目指して活動を行っている。
企画・ファシリテーション(敬称略)

塩瀬 隆之
京都大学総合博物館 准教授

園山 由希江
日本科学未来館 科学コミュニケーター
開催概要
- 開催日
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2024年3月3日(日) 14:00~15:00
※開始前に常設展示「老いパーク」を鑑賞することを推奨します。
- 会場
- 日本科学未来館 3階 実験工房
- 参加人数
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16組
※小学4年生以上を推奨します。
※1組3名まで。家族三世代など多世代での参加を推奨します。
※3~4組1テーブルでご案内します。他の参加者の方と共同でゲームプレイやディスカッションを行っていただきます。
- 参加方法
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事前申し込み制(先着順)
下記に表示される「お申し込みフォーム」より事前申し込みを受け付けいたします。
※定員に達し次第、受付を終了いたします。
※席に余裕がある場合は当日のご参加も可能です。
- 料金
- 入館料のみ
- 字幕の視聴について
- ご参加にあたり、字幕が必要な場合はご連絡ください。対応方法をご相談させていただきます。
- 主催
- 日本科学未来館、一般社団法人ナレッジキャピタル
- 協力
- 株式会社タカラトミー
- お問い合わせ先
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日本科学未来館
Tel: 03-3570-9151(開館日の10:00~17:00)
お問い合わせフォーム
開催報告
まずは参加者みんなで本ワークショップ専用の人生ゲームに挑戦。お金だけでなく「人間関係」や「経験・知識」なども集めながら進みます。「80歳で大学受験に挑戦」、「100歳で二度目の定年退職」など、止まったマス目で起こるイベントをきっかけに、“老いとともに生きる未来”への想像がふくらみます。
後半は、新しいマス目を考えるワークを行いました。老いると体はどう変化する?そのとき、自分はどうしたい?老いてこそ得られるものってなんだろう? 中学生によるジェロントロジー研究会のメンバーも一緒に、さまざまな意見が交わされました。
ワークショップ終了後には、「楽しもうとする姿勢や科学技術によって、老いが豊かなものになると感じた」、「ユーモアを持ってアイデアを考えることを楽しめた」などの感想がありました。

