2023年ノーベル生理学・医学賞を受賞したハンガリー出身のカリコー・カタリン博士の功績を広く伝える展示会です。ハンガリーを代表する科学者であるカリコー博士の半生とその業績を、写真、各種展示物、映像で紹介します。
カリコー カタリン
ペンシルバニア大学医学部客員教授
1955年ハンガリーに生まれ、ハンガリーで学校に通う。セゲド大学(ハンガリー)で生化学を学び卒業。ハンガリー科学アカデミーで働き始めるが、研究者としてのキャリアを追求するため1985年にアメリカに移住。その後、ドイツのマインツが本拠地のビオンテック社でmRNAの研究を続け、その技術がビオンテック社/ファイザー社が共同開発した新型コロナウイルスワクチンにも利用された。2022年10月までビオンテック社の上級副社長を務めた。数々の権威ある科学賞を受賞し、2021年に慶應医学賞、2022年に日本国際賞、2023年にはノーベル生理学・医学賞を受賞した。
開催概要
- 会期
- 2023年10月4日(水)~10月23日(月)
- 開催時間
- 10:00~17:00
- 会場
- 日本科学未来館 1階 コミュニケーションロビー
- 休館日
- 火曜日
- 入場料
- 無料(入館料も不要) ※常設展、ドームシアターの観覧は有料
- 主催
- ハンガリー大使館
- 共催
- 日本科学未来館