
令和3年(第15回) みどりの学術賞 受賞記念イベント報告
令和3年(第15回)みどりの学術賞 受賞記念イベント
もしみなさんの生活から、自然の恵みがなくなったら?
水、食べもの、草花にいやされる体験など、私たちの生活はあらゆる面で豊かな自然に支えられています。一方で、人の活動により豊かな自然の今後が危ぶまれています。自然も人も大切にできる社会は、どうすればつくることができるでしょうか。
令和3年(第15回)みどりの学術賞を受賞された武内和彦(たけうち かずひこ)さんは、長年にわたって環境問題の解決に向けた取り組みを国際的にリードしてきました。今回のイベントでは、武内さんがたどり着いた「人と自然とのよりよい関わり方」について、そして社会のなかでこれを実現してきたエピソードについてうかがいます。さらに、将来の地球環境がどうなるかは、今後10年の私たちの行動にかかっているともいわれています。そんな今だからこそ、環境問題の「現在」と「これから」についてもうかがいます。みどりが人の笑顔とともにあふれる未来のためにいまできることを、武内さんと一緒に考えてみませんか?
自然が好き、SDGsの活動に取り組んでいる、探究学習をしている、そんなみなさんが普段感じている疑問や困っていることなどはありませんか?
そうした疑問について、イベントのなかで武内さんに直接質問できるチャンスです! 当選者はイベント当日、音声のみで参加いただきます。
直接お話するのはちょっと恥ずかしい……という方も、武内さんへの質問がありましたらお寄せください。「環境問題に取り組むなかで大変だったことはなにか?」、「地域の自然を守るためにできることは?」など、ファシリテーターがみなさんの質問を武内さんにお届けします!
和歌山市出身。農学博士(東京大学)。専門分野は、地域生態学、環境学、サステイナビリティ学。東京大学大学院農学生命科学研究科教授、国際連合大学上級副学長、東京大学サステイナビリティ学連携研究機構長・特任教授などを歴任。日本造園学会賞、農村計画学会賞、日本都市計画学会石川賞、日本農学賞・読売農学賞など受賞多数。