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“綿菓子みたいにふわふわな毛布”や“赤ちゃんのようなすべすべ肌”など、あなたの理想の触りごこちはどんなものでしょう?それは最先端のテクノロジーを駆使すれば実現できるのでしょうか? 2人の研究者とともに考える視聴者参加型ミーティングを開催します。
たとえば、綿菓子みたいなふわふわな毛布を研究者がつくるときは、ぼんやりとしたイメージを数値にする様々な“ものさし”(指標)づくりから始めます。そして、例えば、押したときに“反発力”を感じず、一定の時間をかけて戻る“復元力”があり、人の肌に触れたときと同じ“温度、湿度”をもつなど、それぞれの“ものさし”の数値がいくつになれば“綿菓子みたい”なのかを設定します。そのうえで、それらを満たす触りごこちをテクノロジー実現していきます。
1人目の研究者、南澤孝太氏はVRや触覚転送技術を用いて身体的な体験を共有する研究を進めています。今回は人が感じる触りごこちをどのように数値化して共有するかについてお話しいただきます。2人目の研究者、古川英光氏はやわらかい新素材“ゲル”の研究を進めています。今回は触りごこちの良い素材をどのように設計するかについてお話しいただきます。視聴者の皆さんからは、日常生活のなかであったらよいと思う触りごこちはどんなものか、そしてそれはどんなものさしがあれば測れそうかについて意見をいただき、研究者と一緒に実現する方法を“本気”で考えます。
新たな研究の芽を見出すミーティングに、ぜひご参加ください!
ゲストスピーカー
古川英光
山形大学大学院 理工学研究科 機械システム工学専攻 / 工学部 システム創成工学科 教授
1996年東京工業大学大学院 理工学研究科 物理学専攻 博士課程修了、博士(理学)。東京工業大学、東京農工大学 助手、北海道大学大学院 助教授を経て、2009年山形大学大学院 理工学研究科准教授に着任。現在、山形大学大学院 理工学研究科 教授として、ソフト&ウェットマター工学研究室(SWEL)を主催。2013年ライフ・3Dプリンタ創成センター(LPIC)を発足し、センター長を務める。やわらかい物質「ゲル」の素材開発、及び自在に加工する3Dゲルプリンタの研究を行っている。
南澤 孝太
慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科 教授
2005年 東京大学工学部計数工学科卒業、2010年 東京大学大学院情報理工学系研究科システム情報学専攻博士課程修了、博士(情報理工学)。 同年より慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科に着任し、触覚を活用し身体的経験を伝える触覚メディア・身体性メディアの研究を行う。
企画・ファシリテーション
伊達雄亮
日本科学未来館 科学コミュニケーター
あなたが望む“触りごこち”、どうやったら実現する?
開催概要
- 開催日時
- 2021年6月16日(水) 19:00~20:00
- 開催場所
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Zoomウェビナーでライブ配信します。
※後日 MiraikanChannel で公開予定です
- 対象
- どなたでもご参加いただけます。
- 定員
- 500名
- 参加方法
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お申し込み後にオンライン参加方法をご案内いたします。
- 参加費
- 不要
- 主催
- 日本科学未来館
- お問い合わせ先
-
日本科学未来館
Tel: 03-3570-9151(代表)