
イベント実施報告「どう付き合う?どんどん変わるカラダとココロ~思春期の体調不良からHPVワクチンまで~」
思春期になるとどんどん変わる体や心。月経が始まったり、だるさを感じたり、朝起きるのがとても辛かったり……今まで通りにいかないこともあるかもしれません。体の中では成長を促す物質がたくさん作られ、段階的に大人の体へと近づいていきますが、不安定で不調が起きやすい時期でもあります。その一方で、話題にしにくい、見た目ではわかりにくい不調も多く、不調を不調と認識できずに本人や周囲が苦しい思いをすることも。トークセッションでは産婦人科、小児科の先生と一緒に、大人とも子供ともちがう、思春期の体や心との上手な付き合い方をさぐっていきます。そして大人の体に変化していく中で、新たに出てくる子宮頸がんや性感染症などのリスクから、どうやって自分を守ればよいでしょうか?また検査やHPVワクチンなどの対策では、何ができて何ができないのでしょうか?番組では寄せられた質問に答えながら、今の自分も将来の自分も守るためにみなさんができることを一緒に考えていきます。
2000年山形大学医学部卒業。専門は産婦人科一般、性教育、思春期、避妊、性感染症、GID。全国の学校で性教育の講演を実施。日本産科婦人科学会産婦人科専門医、社会医学専門医。日本思春期学会性教育認定講師。
1989年大阪医科大学卒業、医学博士。専門は小児科一般、小児心身症。小児科学会専門医・指導医、日本小児心身医学認定医・指導医、日本心身医学会専門医、子どものこころ専門医。