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小惑星探査機はやぶさ2によって、小惑星リュウグウの“星のかけら”を手に入れた私たち人類は、そこからどんなメッセージを得られるでしょうか? ミッションのキーパーソンお二人をお招きして、お話をうかがいます。

“星のかけら”が入ったカプセルの回収隊長を務める宇宙航空研究開発機構の中澤暁さん(はやぶさ2プロジェクトサブマネージャー)からは、オーストラリアにおける回収についてお話をうかがいます。九州4つ分ほどの広い砂漠、その中の東京都より大きい範囲に直径約40cmのカプセルが着陸します。どのようにカプセルを見つけ出すのか? その日パラシュートやビーコンは6年の時を経て無事に機能したのか? 天候や風の影響は? その時メンバーはどう動いたのか? 臨場感あふれる現場の様子をお話し頂きます。

リエントリーカプセル放出(イラスト 池下章裕)

また、はやぶさ2は2014年12月に地球を出発し、2018年6月にリュウグウへ到着。その後、1年5カ月に渡ってリュウグウでの調査を行いました。数々の困難に直面しながらも、リュウグウ表面への2回のタッチダウン、人工クレーター生成など7つの“世界初”となる成果を上げました。

約300名の理学系チームを率いる名古屋大学教授の渡邊誠一郎さん(はやぶさ2プロジェクトサイエンティスト)からは、これまでの成果だけでなく、これからサンプル分析で期待される科学的成果についてもお話をいただく予定です。

この貴重な機会に、ぜひ皆さんのご参加をお待ちしています!

ゲストスピーカー

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渡邊 誠一郎

名古屋大学 大学院環境学研究科 教授/「はやぶさ2」プロジェクトサイエンティスト

1964年静岡生まれ。1990年東京大学理学系研究科博士課程中退、理学博士。元日本惑星科学会会長。2012年より、はやぶさ2の理学系リーダーであるプロジェクトサイエンティストに就任。専門は惑星科学。

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中澤 暁

JAXA 宇宙科学研究所/「はやぶさ2」プロジェクトサブマネージャー

1969年生茨城育ち。1997年名古屋大学大学院理学研究科博士課程修了、博士(理学)。月周回衛星「かぐや」の開発、運用に従事。はやぶさ2プロジェクト立ち上げから携わり、2017年よりサブプロジェクトマネージャーに就任。専門は惑星科学、システムエンジニア。

企画・ファシリテーション

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松島聡子

日本科学未来館 科学コミュニケーター

トークセッション「小惑星の“かけら”が届けるメッセージ~はやぶさ2から太陽系誕生の謎に挑む」

開催概要

開催日時
2020年12月26日(土) 14:30~16:00
対象
推奨:小学校4年生以上
参加費
無料(オンライン開催)
申し込み
先着300名
注意事項
トークセッションはZoomウェビナーで行います。
※お手持ちのパソコンやスマートフォンにZoomアプリの事前インストールと会員登録が必要です。無料版Zoomでも参加可能です。
参加方法
【事前申し込み】(先着)
[お申し込みフォーム]より、必要事項をご記入のうえお申し込みください。
イベント前日の25日に、オンライン参加方法をメールでご連絡します。
※トークセッションの一部は後日YouTube(Miraikan Channel)にてアーカイブ配信予定
主催
日本科学未来館
お問い合わせ先
日本科学未来館
Tel: 03-3570-9151(代表)