北極、と聞いて皆さんは何を思い浮かべるでしょうか。
いま北極では、近年の地球温暖化が海氷の減少や氷床・凍土の融解など自然環境に急激な変化をもたらし、そこに住む人々や生き物の暮らしを脅かしています。
一方で、海氷の減少は、これまで難しかった北極の資源開発や北極海の航路としての利用を容易にしました。これをビジネスチャンスと考えて、積極的に北極を利活用しようとしている人々もいます。
さらには、猛暑や記録的な豪雨など日本に暮らす私たちにも大きな影響を及ぼしていることが研究から明らかになりつつあります。

今回は北極域研究の最前線にいる研究者5名をお招きし、北極研究の魅力だけでなく、それぞれの専門分野から北極で今何が起こっているのか、どんな課題が潜んでいるのか、今後どうなっていくのかについて語っていただきます。
また、北極域の研究者と未来館が共同開発したボードゲーム「The Arctic」(ジ・アークティック)をプレーしたり、皆さんから寄せられた北極にまつわる疑問、質問にも答えていただきますので、お楽しみに。

北極での暮らしや開発、北極研究の最前線を通して、今後私たちはどのような選択をしていくべきなのかを考えてみませんか。

ボードゲーム「The Arctic」について
4名~6名で行います。ゲームが進むにつれて地球温暖化が進行し、ボード上に置かれた北極の海氷が減少していきます。それに伴い、トナカイの大量死や海への油の流出事故などさまざまな出来事が発生します。一方で、各プレイヤーには先住民や開発業者、研究者などの役割に応じてミッションが与えられ、その達成のためには北極に対する何らかのアクションが求められます。ゲームが終了したとき、北極はどのような状態になっているでしょうか?
視覚的にもわかりやすく、子供から大人まで楽しみながら、北極のこれからについて考えることができるボードゲームです。
(北極域研究推進プロジェクト(ArCS)との共同開発)

ゲストスピーカー

大石 侑香

人間文化機構 総合情報発信センター/国立民族学博物館 学術資源研究開発センター

喜多村 稔

海洋研究開発機構 地球表層システム研究センター

木村 元

元・海洋研究開発機構 北極環境変動総合研究センター(現・文部科学省 研究開発局 海洋地球課)

高橋 美野梨

北海道大学 スラブ・ユーラシア研究センター/北極域研究センター

渡邉 英嗣

海洋研究開発機構 北極環境変動総合研究センター

企画・ファシリテーション

清水 裕士

日本科学未来館 科学コミュニケーター

開催概要

開催日時
2020年9月22日(火・祝) 14:00~15:30
視聴方法
YouTube Live(Miraikan Channel)にてインターネット放送します。
外部サイトへ移動しますご視聴はこちら
対象
どなたでも視聴可能です。
参加費
無料
主催
日本科学未来館
お問い合わせ先
日本科学未来館
Tel: 03-3570-9151(代表)