人間と同じように相手のことを考え、行動しようとするロボットが、私たちと一緒に暮らすようになった未来を想像してみてください。ロボットが勝手にあなたの秘密を、他人やほかのロボットにもらしてしまう心配はないでしょうか。賢いロボット(知能ロボット)がいる社会には、きっと新たなルールが必要になるでしょう。

未来館内にある「研究エリア」に2020年4月、大阪大学大学院教授の石黒浩さんが代表を務める「対話知能学」プロジェクトが加わりました。人間と知能ロボットが対話をしながらお互いの意図や欲求を理解し、生活する社会を実現するために研究を進めています。このプロジェクトの特徴は、ロボットやコンピュータープログラムの研究者に加えて、ロボットがいる社会のルールを考える法律の研究者も参加していることです。

たとえば個人情報の保護など人間と知能ロボットが話をするときに守るべきルールはどう変わるのでしょうか? 今回のイベントでは、石黒さんと、プロジェクトメンバーである法学者の新保史生さんをお迎えし、人間と知能ロボットが共生する社会にはどんなルールが必要なのかを視聴者のみなさんといっしょに考えていきます。

最前線で活躍する研究者とともに、まだ誰も見たことがない未来をつくっていく第一歩です。皆さんのご参加、お待ちしております。

ゲストスピーカー

石黒浩

大阪大学大学院 基礎工学研究科 教授

大阪大学大学院基礎工学研究科博士後期課程修了。博士(工学)。大阪大学大学院基礎工学研究科システム創成専攻教授(栄誉教授)およびATR石黒浩特別研究所客員所長(ATRフェロー)。文部科学省新学術領域研究「人間機械共生社会を目指した対話知能システム学」領域代表。

新保史生

慶應義塾大学 総合政策学部 教授

駒澤大学大学院法学研究科公法学専攻博士後期課程修了。博士(法学)。慶應義塾大学総合政策学部教授。文部科学省新学術領域研究「人間機械共生社会を目指した対話知能システム学」A04班 人間機械社会規範研究グループ代表。専門は、憲法、情報法、ロボット法。

企画・ファシリテーション

三井広大

日本科学未来館 科学コミュニケーター

知能ロボットと暮らす未来にはどんなルールが必要ですか?(1時間21分)

開催概要

放送日時
2020年7月24日(金、祝) 14:00~15:00
視聴方法
YouTube Live(Miraikan Channel)にてインターネット放送します。
字幕の視聴について
音声認識字幕アプリ「UDトーク」によるコミュニケーション支援を行います。
問い合わせ先
日本科学未来館
Tel: 03-3570-9151(代表)

研究エリアについて

未来館に併設されている「研究エリア」には、最先端の研究を進める12のプロジェクトが常駐しています。一般の人々が研究に参画する場として今後さらなる展開を考えています。一緒に未来の研究をつくっていきましょう!
日本科学未来館 研究エリアについて