
図鑑やテレビで一度は目にしたことのあるであろう野生動物。自然の中で動物たちはどのように暮らしているのでしょう。そして研究者たちはどのようにして動物たちの暮らしを探っているのでしょう。このイベントは、研究者と一緒に野生のニホンザルのうんちを解剖しながら、動物のリアルな暮らしに迫るワークショップです。
お招きするのは、屋久島のニホンザルの生態を研究している半谷吾郎氏。うんちの解剖は「糞(ふん)分析」と呼ばれ、動物の糞を水で洗い、虫メガネや顕微鏡で糞の内容物を調べます。直接観察することが難しい野生動物でも、うんちを調べることで、何を食べているかを知ることができます。このワークショップでは、研究者とともに糞分析を体験しながらニホンザルの食べ物を調べ、生息環境との関係を探っていきます。
ゲストスピーカー

半谷吾郎
京都大学 霊長類研究所 准教授
1975年生まれ。
京都大学大学院理学研究科博士課程修了。屋久島のニホンザルを中心に、霊長類の食べ物についての研究を主に行っている。氏が主催する「ヤクザル調査隊」は、毎夏ボランティア数十人と、サルの頭数を数える調査を30年間実施している。※ヤクザル調査隊については関連リンクをご参照ください。
企画・ファシリテーション

白石泉
日本科学未来館 科学コミュニケーター
関連ブログ

- 開催日時
-
2019年4月20日(土) (1)11:00~12:00 (2)14:00~15:00
※2回とも内容は共通です。
- 開催場所
- 日本科学未来館 3階実験工房
- 対象
- 小学2年生以上
- 定員
- 各回16人
- 参加費
- 入館料のみ
- 申込可能人数
- ご本人含め同時に2人まで
- 申込方法
- WEBによる申込、抽選制。 申込期間中、下記に表示される[お申込みボタン]より、「イベント申込フォーム」にてお申込みください。 抽選結果は締め切り後5日以内に、ご記入いただいたメールアドレスまで当選の可否をご連絡いたします。応募する際は、「連絡事項など」の欄に、学年、または職業を記載してください。
- 申込期間
- 2019年3月20日(水) 12:00~2019年4月3日(水)19:00
- 主催
- 日本科学未来館
- 問い合わせ先
-
日本科学未来館
Tel: 03-3570-9151(代表)