科学コミュニケーターについて

科学コミュニケーターは展示の企画やフロアでの解説、イベントの実施などをとおして積極的に社会に関わる役割を担っており、科学技術の専門知識とコミュニケーションのスキルを活かして、館の内外で幅広い業務に携わっています。このように科学と社会の接点で活躍する科学コミュニケーターを育成し輩出することは、日本科学未来館のミッションのひとつです。

在籍中の科学コミュニケーター

未来館における科学コミュニケーションの現場


写真左上から①トークイベントを企画・ファシリテーションします、②ともに手を動かしながら各種の実験教室を開きます、③会議に参加して、さまざまな企画を行います、④各種メディアで情報発信します(画像はノーベル賞発表時のニコニコ生放送)

科学コミュニケーターの養成と輩出

科学コミュニケーターの養成

科学コミュニケーターとともに業務に携わるのは、多様なバックグラウンドの人材です。科学技術の専門分野・編集や執筆の専門知識などを持つ科学コミュニケーション専門主任やスタッフ、デザイン・設計などの知見をもつ展示開発スタッフらとチームを組んで業務を実践することで、科学コミュニケーターの養成を推進しています。

在籍する科学コミュニケーターの声

中島 朋

企業・研究機関とのイベントや実験教室、ブログでの情報発信など、専門を問わず様々な業務に挑戦しています。また、来館者や異なる背景を持つ同僚と、科学技術と社会の未来像について語り合うことで、科学コミュニケーションのあり⽅について⾃⾝の考えをより深めることができます。


松谷 良佑

展示企画の担当として、常設展や企画展の制作に携わっています。研究者やデザイナー、制作会社など多くの方と関わりながら進める中で、科学リサーチや解説文の執筆、さらにメディア取材の対応等、展示の企画から制作、そして外部の発信まで、一連の幅広い経験を積むことができます。


宗像 恵太

科学技術と未来について楽しく考えてもらうプログラムの開発、研究者と協力して先端科学技術を議論するトークイベントの設計、企業や教育施設と連携したワークショップの開発など、多種多様な科学コミュニケーション活動を実践しながら自身のスキルアップを図ることができます。


毛利 亮子

自身のキャリアビジョンに則した様々なプロジェクトに携わっています。興味のある仕事には積極的に関われる環境で、立場に関係なく議論できる雰囲気があります。また、先輩のサポートもあるので、業務を通して自分に必要なスキルや人脈を築くことができます。

科学コミュニケーターの輩出

輩出先内訳(2009~2018年度、計127名)

日本科学未来館では、科学コミュニケーターを最長5年の任期制職員として採用し、科学コミュニケーターに必要なコミュニケーション能力やマネジメント能力などの能力開発を計画的に行っています。2009年度から2018年度までに、127人の科学コミュニケーターを輩出し、その多くが全国の研究機関や企業、科学館、教育機関などで活躍しています。




輩出後の活動状況

未来館に在籍した科学コミュニケーターに輩出後の活動状況などを聞きました(※所属は取材当時)。

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松浦 麻子(公益財団法人 世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン))

未来館で来館者とお話をしてみると、エネルギー問題や環境問題など、答えのない社会課題に対して、自分なりの考えや意見を持てない人が多いことを感じました。現在は、環境を守り野生動物の命を大切にする必要性を考えてもらう教育プログラムを開発しています。



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岩﨑 茜(国立研究開発法人 国立環境研究所)

在籍時には、対話を重視したイベントの企画・実施に多く携わりました。互いの立場や考え方の違いを踏まえたうえで、新たな視点を見つける場をデザインすることは、やりがいのある仕事でした。このような経験は、環境問題の課題解決に活かしていくことができると思っています。



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代島 慶一(静岡科学館る・く・る)

在籍時には、来館者との対話を重ねるなかで、相手のニーズに合わせて説明できるよう自身の専門分野以外のリサーチなども積極的に行いました。現在は、県内の科学関連施設とのネットワークを強化し、地域に根ざした科学館ならではの活動を推進しています。


科学コミュニケーターの採用

日本科学未来館では、科学コミュニケーターの募集を年2回(4月と10月採用)行っています。詳細は採用情報のページでご確認ください。

採用情報

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