オープンラボ

分子で「ロボット」をつくる?

実施期間:2021年8月~2022年8月

私たちの身体をつくっている、とても小さな生体分子。その性質をうまく生かして、10万分の1 ミリというスケールでモノづくりをする研究が行われています。もう何年かしたら、目に見えないほど小さな「ロボット」だってつくれるかもしれません。そんな小さな「ロボット」なら、私たちの身体の中で診断をしながら治療したり、水や土の中を動き回って環境をきれいにしたり、いろんなことができそうです。

このオープンラボでは生体分子でできた「ロボット」について思わず感じたことを素直に研究者に伝えてもらいます。未来の「ロボット」の在り方を研究者といっしょに考えてみましょう。

実施研究者

小宮 健

国立研究開発法人海洋研究開発機構 超先鋭研究開発部門 研究員

DNAなどの分子の反応をコンピュータやロボットとして利用する研究を通して、生命が持つ能力の解明と活用を目指しています。

標葉 隆馬

大阪大学 社会技術共創研究センター 准教授

先端科学技術をめぐる倫理的・社会的議題の分析と対話を行いながら、「科学技術と社会」のより良い関係のための仕掛けづくりをしています。

イベント設計・科学コミュニケーションデザイン

太田 努

日本科学未来館 科学コミュニケーター

竹下 あすか

日本科学未来館 科学コミュニケーター

研究成果

2021.11
【発表】 小宮 健、第5回分子ロボティクス年次大会

2021.11
【発表】 小宮 健、標葉 隆馬、「細胞を創る」研究会 14.0

主催

日本科学未来館、国立研究開発法人 海洋研究開発機構

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