オープンラボ

赤ちゃんや子どもはコトバやカタチをどう覚えるの? ~効果的な学習環境を探る~

実施期間:2019年4月~2021年3月

赤ちゃんや子どもは大人とは比べものにならない早さで周りの世界とふれあい、学んでいきます。
赤ちゃんが誰から、どのように言語を習うかが、赤ちゃんの言語習得に大きな影響を与えることが分かっています。その理由を解明し、効果的な学習環境を探るために研究が進められています。

この調査では、モニターを使った簡単なゲームを行うことで、赤ちゃんが言語を学ぶ際に、赤ちゃんが相手のどこに注目しているのか、そしてどのような周囲からの影響が言語学習に関わっているのかを調べています。言語学習について疑問があれば、研究者と気軽にお話しできるチャンスです!

実施研究者

辻 晶

東京大学国際高等研究所ニューロインテリジェンス国際研究機構 助教

なぜ赤ちゃんは驚くべきスピードと効率で母国語を習得しているのか?その疑問に魅了されドイツ、オランダ、フランス、アメリカで心理学と言語習得を勉強した後、東京大学に着任。

イベント設計・科学コミュニケーションデザイン

八田 愛理奈

日本科学未来館 科学コミュニケーター

竹腰 麻由

日本科学未来館 科学コミュニケーター

松島 聡子

日本科学未来館 科学コミュニケーター

片平 圭貴

日本科学未来館 科学コミュニケーター

研究成果

2020年

2020.10
【論文】 A. Philippsen, S. Tsuji, Y. Nagai,: Proceedings of the 10th IEEE International Conference on Development and Learning and on Epigenetic Robotics.
2020.06
「ことばの発達」についての科学的情報を“マンガ”という形式で楽しく学ぶサイト『Kotoboo(ことぶぅ)~科学のレンズで言葉の発達をのぞいてみよう~』の開設

過去の活動

計5日間実施。参加者総数34名

計22日間実施。参加者総数254名