新常設展示「ナナイロクエスト」テーマソングの制作をDaokoさんとTomgggさんが担当
2023年11月22日(水)公開の新常設展示「ナナイロクエスト」のテーマソング「ナナイロカラフル」を、歌手でアーティストのDaoko(ダヲコ)さんとトラックメイカーのTomggg(トムグググ)さんに制作していただきました。Daokoさんが自ら作詞を担当し、ロボットと生きる未来のものがたりという展示の世界観を取り入れた曲になっています。Daokoさんと共に作曲を担当したTomgggさんは、「ナナイロクエスト」全体の音楽制作も担当しています。
「ナナイロカラフル」は、11月22日から「ナナイロクエスト」の展示内で聴くことができます。また、各種配信サイトにて近日公開予定です。
Daokoさんコメント
「ナナイロカラフル」は、現代に生きる私たち人間への“?(やさしいはてな)”を、メッセージとして織り込みました。はじめて今回のお話をいただいた時、丁度個人的にロボットと人間の未来について考えたり文献を読んでいた時期ということもあって、運命的なきもちになりました。老若男女誰もが楽しみながら、未来に向けて思考する機会と時間を与えてくれるような展示に寄り添えるような作品になっていたらいいなと思います。
プロフィール
Daoko(ダヲコ)1997 年⽣まれ、東京都出⾝。
15 歳の時にニコニコ動画へ投稿した楽曲で注⽬をあつめ、2015年『DAOKO』でデビュー。その後も⽶津⽞師との「打上花⽕」、岡村靖幸との「ステップアップLOVE」など、実⼒派アーティストとの共作を⾏いつつ、ソロでの活動も続ける。
⼩説の執筆、絵画個展の開催、女優業など多様なクリエイティヴ表現を続け、国内外で注⽬を集めている。
2019 年に個⼈事務所“てふてふ”を設⽴。
2021年からは自主レーベルでの活動を開始。
ソロ活動と並行して、2023年4月からはバンド・QUBITでの活動も行っている。
Tomgggさんコメント
「ナナイロクエスト」の空間の音楽を作るとなった時に考えたことは、「少し未来の街ってどんな音がするんだろう?」でした。今も耳を澄ますと子どもの楽しそうな声や車や自転車が走る音、落ち葉を掃除する音...など人が暮らす街にはたくさんの音が溢れています。未来では聞こえなくなる音があったり、新しく生まれる音があるかもしれません。長生きして確かめたいです。
「ナナイロクエスト」展示内の音楽も、Daokoさんと制作したテーマソング「ナナイロカラフル」も、多種多様な人々やロボットが行き交い、感情を持って生きている素敵な世界にワクワクできるような音を集めて作りました。是非楽しんで欲しいです。
プロフィール
1988年千葉県生まれのビートメイカー、音楽プロデューサー。
国立音楽大学 大学院 修士課程 作曲専攻修了。
Tomggg(とむぐぐぐ)というアーティスト名で「ものすごく楽しくなる音楽」をテーマに活動を行う。
2015年にデビューEP『Butter Sugar Cream』、2020年1月に 4年ぶりの配信EP “Unbalance”をリリース。
台湾の人気デュオ好樂團 GoodBandのWen Hsu、マレーシア出身のシンガーShelhiel、カナダ人プロデューサーのRyan Hemsworthなど、国内外で多彩なコラボレーションプロジェクトを手掛けてきた。
kiki vivi lily とのコラボ楽曲"License of Love” がApple社のCMに起用され、Spotifyの月間リスナーが10万人を超えるなど、国内外のエレクトロニックミュージックシーンに存在感を示す。
2021年からは国立音楽大学にて非常勤講師を務める。
楽曲情報
「ナナイロカラフル」
歌詞・歌唱:Daoko
作曲:Tomggg / Daoko
編曲:Tomggg
日本科学未来館 常設展示「ナナイロクエスト」
テーマソング
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日本科学未来館
Tel: 03-3570-9151(開館日の10:00~17:00)
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