新生「ジオ・コスモス」を4月20日公開

1万362枚のLEDパネルがより明るく鮮やかに

日本科学未来館

パネル交換前の「ジオ・コスモス」

日本科学未来館(略称:未来館、館長:浅川智恵子)は2022年420日(水)、球体ディスプレイ「ジオ・コスモス」を再公開します。昨年10月からメンテンナンスのため公開を一時休止していました。LEDパネルへの交換および最新の映像システムへの変更により高輝度化や広色域化を実現、より明るく鮮やかな映像表現が可能になった未来館のシンボル展示をお楽しみください。

今回のメンテナンスでは、直径6メートルの「ジオ・コスモス」をおよそ11年ぶりに約12メートルの高さから地上に降ろし、1362枚の有機ELパネルからLEDパネルへの交換と配線作業をすべて手作業でおこないました。HDR(ハイダイナミックレンジ)対応により表現できる明るさの範囲が広がりました。また広色域化でさらに豊かな色彩表現を実現。1秒間の動画を何枚の画像で構成するかを示すフレームレートは従来の2倍となり、より滑らかな映像表現ができるようになりました。こうした性能の向上により、リアルな地球の全球映像を、開館時間中いつでもご覧いただけるほか、新しいパネルの性能を実感できる映像も上映します。

展示概要

タイトル
常設展示「ジオ・コスモス」
公開日
2022年4月20日(水)
開館時間
10:00~17:00
休館日
火曜日(火曜日が祝日の場合は開館)、年末年始(12月28日~1月1日)
展示エリア
日本科学未来館 1・3・5階 常設展示ゾーン「地球とつながる」
入館料
大人630円、18歳以下210円 ※オンラインによる事前予約も可能です