
日本科学未来館を活用した「探究学習プログラム」は、未来館の展示見学と学校での準備やまとめを合わせた、計6コマ分の授業を提案するパッケージです。探究学習の最初のステップである「課題の設定」に着目し、生徒自身の興味・関心に沿った課題の発見につなげることを目的としています。高等学校での「総合的な探究の時間」はもちろん、中学校の「総合的な学習の時間」でもご活用ください。どなたでもダウンロードしてご使用いただけます。
2024年9月 初版発行
2025年7月 第二版発行
提供教材
以下の4点をデータで提供します。

- ガイドブック(先生用)
プログラムの全体像をつかむ冊子です。 - 授業用運営マニュアル(先生用)
授業を進める際のシナリオと、注意点をまとめたマニュアルです。 - 授業用スライド(先生用)
授業の準備や、授業で使用する資料です。探検の範囲など、学校や生徒の状況にあわせてカスタマイズする部分があります。 - 授業用ワークシート(生徒用)
授業の中で生徒が使用するワークシートです。
プログラムの流れ

- 日本科学未来館での「探検」を中心に、「探検前の学習」「探検後の学習」を各2コマ実施し、その後「課題の設定」へと接続する構成です。
- 授業用スライドは、学校・クラスの状況に合わせて、時間配分等をアレンジできます。
- 「探検」で得たものをもとに探究学習を始める手法も紹介しています。
対象
これから探究学習を始めていこうとする、課題設定にじっくり取り組もうとする学校、生徒に広くおすすめします。高校生のみならず、中学生や中高一貫校生でもご利用可能です。
カリキュラム上の位置づけ
- 高校課程における「総合的な探究の時間」で活用いただくことを想定しています。
- 中学課程の「総合的な学習の時間」でもご利用いただけます。
- 学習指導要領に例示された探究課題のうち、とくに➀➂に合致し、➃への接続も期待できます。
- ➀ 現代的な諸課題に対応する横断的・総合的な探究課題
- ➁ 地域や学校の特色に応じた課題
- ➂ 生徒の興味・関心に基づく課題
- ➃ 職業や自己の進路に関する課題
利用許諾条件
本教材は、(1)日本科学未来館の常設展に関する事前・事後学習、(2)日本科学未来館の展示への理解や関心の醸成を目的とした教育活動(例:教職員研修、教職員による教材研究、中学校や高等学校、大学などの教育機関での教材利用)、および(3)日本科学未来館への来訪その他の利用を直接に支援するための活動(例:旅行代理店による日本科学未来館への来訪ツアー企画)に限りご利用いただけます。なお、上述の目的にそった必要最小限での複製を除き、本教材の転載、改変、翻訳・翻案、公衆送信、頒布、その他の利用は一切できません。
申込方法
教材のダウンロードを希望される方は「お申込フォーム」に必要事項をご記入の上、お申込みください。
ご利用のながれ
お申込みフォームにご記入のメールアドレス宛に、本教材のダウンロード用のリンクをお送りいたします。リンク先にアクセスしていただき、各自教材をダウンロードしてください。
- no-reply@miraikan.jst.go.jpより自動返信メールにてお送りいたします。受信設定などをされている場合はあらかじめ設定変更などのご対応をお願いいたします。
- 複数の教材をお申込みの場合は、お手数ですが各教材ページよりお申込みください。
- その他、ご不明な点などございましたら以下の「お問合せフォーム」よりお問い合せください。