”おいしく”生きる

「宇宙調理×食体験」
プロジェクト

プロジェクト概要

研究概要

宇宙や災害時のような限られた環境でも「おいしく食べて、よりよく生きる」ことを目指し、食の保存から調理、体験までを統合的にとらえ、食のかたちを新たにつくり直す研究です。低温凍結粉砕による長期保存技術や、3D/4Dフードプリンティング、XR(拡張現実技術)を組み合わせ、未来の食循環システムを実証します。本プロジェクトでは、来館者が試食や体験を通じて研究に参加する“公開型リビングラボ”として展開します。

研究者が描く未来

宇宙空間での暮らしをモデルにした食の研究は、地上社会の未来を映す鏡でもあります。保存や調理が高度にデジタル化され、人の感覚や嗜好と結びつくことで、食は単なる栄養補給から「共有できる体験」へと進化します。誰もが状況に応じて食を設計し、楽しめる社会へ。やわらかな発想と技術によって、新しい日常をひらいていきます。

研究者情報

古川 英光 の写真

研究代表者:古川 英光

山形大学大学院 理工学研究科

1996年、東京工業大学大学院 理工学研究科 物理学専攻 博士課程修了、博士(理学)。同年、東京工業大学 工学部 高分子工学科 助手。2002年、東京農工大学 工学部 有機材料化学科 助手。2004年、北海道大学大学院 理学研究科 生命科学専攻 助教授。2009年より山形大学大学院 理工学研究科 機械システム工学専攻 准教授として着任し、ソフト&ウェットマター工学研究室(SWEL)を発足。2012年より教授、2025年より卓越研究教授。2018年、やわらか3D共創コンソーシアムを発足し、会長を務める。

科学コミュニケーション活動

研究者が描く未来像や最新のプロトタイプを来館者に体験してもらい、その反応やアイデアを次の研究開発に生かす循環型のコミュニケーションを行います。試食や対話、ワークショップを通じて、研究と社会の距離を縮め、「未来の食」をともに考え、ともに形にしていく場をつくります。