未来館
アクセシビリティラボ
浅川 智恵子(日本科学未来館)
あなたの日常が、
AIをつくる
現在のAI開発は、一部の専門家だけが関わり、多様な人々の視点が反映されにくいという課題があります。本プロジェクトでは、「見る」「動く」「食べる」といった誰もが行う身体的な活動を通じて、市民がAI開発に参加できる仕組みをつくります。未来館では、視線やジェスチャーを記録する体験型展示、多様な参加者が集う食事会、動作解析ワークショップなどを開催し、楽しみながらAIのデータ収集に貢献できる場を提供します。
私たちは、専門家だけでなく誰もが日々の暮らしの中で自然にAI開発に参加できる社会を目指しています。障害のある方、高齢の方、さまざまな文化的背景を持つ方の身体的な知恵や工夫がAIに反映されれば、より多くの人に役立つ技術が生まれます。身体的データの循環を通して、技術と人間が共に成長し、多様性を尊重することが当たり前になる未来社会の実現を目指します。
東京大学 生産技術研究所
2010年東京大学大学院情報理工学系研究科博士課程修了、博士(情報理工学)。東京大学生産技術研究所特任助教、マックスプランク情報学研究所ポスドク研究員、大阪大学大学院情報科学研究科准教授を経て、2019年より東京大学生産技術研究所准教授。一般社団法人xDiversity理事。
本プロジェクトでは、来館者がAI開発に直接参加できるさまざまなプログラムを実施します。ゲーム感覚でデータを提供できる体験型展示、障害のある方や多文化背景を持つ方と一緒に食や身体活動を楽しむワークショップ、多様な研究者が対話するトークイベントなどを予定しています。専門知識がなくても、日常的な身体活動を通じて誰もがAI開発に貢献できる機会を提供します。