未来の電池をつくるひと
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入居期間:2021年4月~2022年3月
エネルギーを貯蔵し、必要な時に使える二次電池は私たちの暮らしに欠かすことができません。当プロジェクトでは多電子反応を利用した独自技術による新型電池の開発を行っています。二つ以上の電子が反応する物質を使うことで、重さ当たりに蓄えられる電子の数は2倍、3倍、あるいはそれ以上になることもあります。また、安全で環境にやさしく、低コストであるという特徴もあります。高エネルギー二次電池プロジェクトではこの新型電池の開発で、持続的で豊かな社会の実現を目指します。
“電池で世界をワクワクさせる”をコンセプトに、プロジェクトで開発したユニークな二次電池の使い道を、みなさまからのアイデアをもとに探っていきます。研究者と利用者がともに考え、語り、つくることで、まだ見ぬ未来の可能性を切り開いていきたいです。
ORLIB株式会社
1981年 東京農工大学大学院工学研究科修士課程修了、1995年 工学博士(大阪大学)
1981年4月~ 花王株式会社、1991年7月~日本電気株式会社 中央研究所
2007年7月~株式会社村田製作所 材料開発センター、2015年4月~山形大学 産学連携教授
2017年11月~東京大学特任研究員、2020年5月~ ORLIB株式会社 代表取締役社長
メッセージ
アイデアの種がたくさんの人の力や応援を受けて成長し、社会を素敵に変えてゆく、そんな未来を夢見ています。
石黒 浩 (大阪大学大学院 基礎工学研究科)
落合 陽一 (筑波大学デジタルネイチャー開発研究センター)
川上 泰雄 (早稲田大学スポーツ科学学術院/早稲田大学総合研究機構ヒューマンパフォーマンス研究所)
山口 真美 (中央大学 文学部)
南澤 孝太 (慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科(KMD))
渡邉 一哉 (東京薬科大学 生命科学部 生命エネルギー工学研究室)
古川 英光 (山形大学 ソフト&ウェットマター工学研究室 SWEL)
武部 貴則 (大阪大学大学院医学系研究科 器官システム創生学、大阪大学ヒューマン・メタバース疾患研究拠点(PRIMe)、東京科学大学 総合研究院 ヒト生物学研究ユニット、横浜市立大学 先端医科学研究センター コミュニケーション・デザイン・センター、シンシナティ小児病院 消化器部門・発生生物学部門)