オープンラボ
人間ロボット共存
実施期間:2020年4月~2022年8月
職場や家庭で、人間のような動きができるロボットとともに暮らす未来がすぐそこに来ています。研究開発中のロボットシステムを体験することで、ロボットと私たちとの関わり方を研究者と一緒に考える実証実験です。
例えば、一緒に生活する場合、ロボットの行動は決められた動作を正確に行うこと以外に何が必要なのでしょうか。また、一緒に仕事する場合、ロボットに作業の方法を教えるには、どうすればうまくいくでしょうか。ロボットが人と共に生活し、一緒に働くには、動作の速度や正確性といった機能面だけでなく、ロボットとのコミュニケーションや扱いやすさも広く受け入れられる必要があります。このプロジェクトでは、ロボットが道具としてだけではなく、様々な場面でパートナーとして社会に受け入れられる存在となることをめざしています。
参加するみなさんには、ロボットと一緒に生活する場面、ロボットと一緒に働く場面を体験してもらい、ロボットの扱いやすさ、親しみやすさについて感じたことを研究者に伝えてもらいます。みなさんの意見は今後の研究開発に活かされていきます。これからロボットと共にくらす私たちも、一緒に未来のロボットとの関係について考えましょう。


実施代表者

岡田 慧
東京大学大学院情報理工学研究科 教授
2002年東京大学大学院工学系研究科情報工学博士課程修了。2002年より東京大学大学院理工学系研究科 科学技術振興特任教員、同特任講師、准教授を経て、2018年より現職。
イベント設計・科学コミュニケーションデザイン

増田 到
日本科学未来館 科学コミュニケーター

夏 イゼン
日本科学未来館 科学コミュニケーター

太田 努
日本科学未来館 科学コミュニケーター
研究成果
過去の活動
計7日実施。参加者総数83名。
担当科学コミュニケーター:保科優、片平圭貴、太田努
研究エリア「ヒューマノイド」プロジェクト
代表:稲葉雅幸(東京大学大学院情報理工学研究科)
オープンラボ「みんなで判定!~人型ロボットはキミの相棒になれるかな?」
実施研究者:東風上奏絵
計3日実施。参加者総数64名。
オープンラボ「ロボットと一緒にチョコレートを食べてみよう!」
実施研究者:藤井綺香
計2日実施。参加者総数49名。
担当科学コミュニケーター:保科優、伊達雄亮