[お申し込みフォーム]より、必要事項をご記入のうえお申込みください。
「ロボットと暮らすにはどんなルールが必要?」「ロボットがいると、私たちのコミュニケーションはどう変わる?」「ロボットと動物の“境界”はどこ?」……。
未来館の研究エリアに入居している対話知能学プロジェクトと未来館は、これまで9回にわたって、人間とコミュニケーションする「対話ロボット」に関する様々な問いからトークを始めてきましたが、回を重ねるうちに「ロボットの人間への共感」「会話の流れや背景を把握する能力」「ロボットの人格や権利」といった共通するテーマが浮かび上がってきました。
10回目となる今回は、これまで考えてきた問いを振り返りつつ、これらの共通テーマを切り口にロボットと共生する社会を実現するためのテクノロジーやルールについて語り合います。
今回は<第1部 未来のテクノロジー>と<第2部 未来のルール>の2部制で、計2時間の拡大版トークイベントとなります。
ロボットが私たちの生活に入り込み、私たちのパートナーとなる「ロボット共生社会」の明日について考えるイベントにぜひご参加ください!
第1部 未来のテクノロジー
対話ロボットや対話システムの研究開発を行っている石黒浩さん、杉山弘晃さん、東中竜一郎さん、吉川雄一郎さんをお招きします。これまでのテーマも振り返りながら、人間と共生するロボットにはどのような能力が求められるのかについて、研究者のみなさん、視聴者のみなさんと考えていきます。
第2部 未来のルール
ロボットや情報メディアと共生する未来で求められる法律や倫理について研究している新保史生さん、原田伸一朗さん、長島光一さん、呉羽真さんをお招きします。生活に入ってきたロボットやバーチャルの存在と私たち人間はどのように関わるべきなのか、気をつけなければならないことは何なのか、といった問いについて研究者と参加者がそれぞれにアイデアを出し合いながら語り合います。
ゲストスピーカー
第1部 ロボット共生社会 未来のテクノロジー
石黒 浩
大阪大学大学院 基礎工学研究科 教授
大阪大学大学院基礎工学研究科博士後期課程修了。博士(工学)。大阪大学大学院基礎工学研究科システム創成専攻教授(栄誉教授)およびATR石黒浩特別研究所客員所長(ATRフェロー)。文部科学省新学術領域研究「人間機械共生社会を目指した対話知能システム学」領域代表。
東中 竜一郎
名古屋大学大学院 情報学研究科 教授
慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科後期博士課程修了。博士(学術)。名古屋大学大学院情報学研究科教授。文部科学省新学術領域研究「人間機械共生社会を目指した対話知能システム学」A02班 対話理解生成研究グループ研究代表者。専門は対話システム。
吉川 雄一郎
大阪大学大学院 基礎工学研究科 准教授
大阪大学大学院工学研究科博士後期課程修了。博士(工学)。大阪大学大学院基礎工学研究科システム創成専攻准教授。文部科学省新学術領域研究「人間機械共生社会を目指した対話知能システム学」A01班 対話継続関係維持研究グループ研究分担者。専門は社会ロボット。
杉山 弘晃
日本電信電話株式会社NTTコミュニケーション科学基礎研究所 主任研究員
東京大学大学院情報理工学系研究科知能機械情報学専攻修士課程修了。博士(工学)。日本電信電話株式会社NTTコミュニケーション科学基礎研究所協創情報研究部主任研究員。文部科学省新学術領域研究「人間機械共生社会を目指した対話知能システム学」A03班 行動決定モデル推定研究グループ代表。専門は雑談対話システム。
第2部 ロボット共生社会 未来のルール
新保 史生
慶應義塾大学 総合政策学部 教授
駒澤大学大学院法学研究科公法学専攻博士後期課程修了。博士(法学)。慶應義塾大学総合政策学部教授。文部科学省新学術領域研究「人間機械共生社会を目指した対話知能システム学」A04班 人間機械社会規範研究グループ代表。専門は、憲法、情報法、ロボット法。
原田 伸一朗
静岡大学 情報学部 情報社会学科 准教授
筑波大学大学院図書館情報メディア研究科博士後期課程修了。博士(情報学)。静岡大学 情報学部情報社会学科 准教授。文部科学省新学術領域研究「人間機械共生社会を目指した対話知能システム学」A04班 人間機械社会規範研究グループ研究分担者。専門は、情報法、キャラクター法、コンテンツ法。
呉羽 真
山口大学 国際総合科学部 講師
京都大学大学院文学研究科 博士後期課程修了。博士(文学)。山口大学 国際総合科学部 講師。文部科学省新学術領域研究「人間機械共生社会を目指した対話知能システム学」A04班 人間機械社会規範研究グループ研究分担者。専門は、哲学、倫理学。
長島 光一
帝京大学 法学部 講師
明治大学大学院法学研究科民事法学専攻博士後期課程単位取得退学。帝京大学法学部講師。文部科学省新学術領域研究「人間機械共生社会を目指した対話知能システム学」A04班 人間機械社会規範研究グループ研究分担者。専門は、民事訴訟法、環境法、医事法。
イベント設計・科学コミュニケーションデザイン・ファシリテーション
増田 到
日本科学未来館 科学コミュニケーター
三井 広大
日本科学未来館 科学コミュニケーター
ロボット共生社会 ~未来のテクノロジーと未来のルール~
開催概要
- 開催日時
-
2022年3月5日(土)17:30~19:45
※途中入室・途中退出可能です。
- 開催場所
- Zoomウェビナーでライブ配信します。
- 対象
- どなたでもご参加いただけます。
- 参加費
- 無料
- 参加方法
-
[お申し込みフォーム]より、必要事項をご記入のうえお申し込みください。
お申し込み後にオンライン参加方法をご案内いたします。
- 主催
- 日本科学未来館、対話知能学プロジェクト
- お問い合わせ先
-
日本科学未来館
Tel: 03-3570-9151(開館日の10:00~17:00)
お問い合わせフォーム