本展示は終了しました。

展示概要

伝統とハイテク、美食やポップカルチャーなどが混在する日本。ここには世界でナンバーワン、オンリーワンの価値をもつ技術と文化があふれています。精巧で緻密、そしておもてなしの精神に富んだ「モノづくり」の数々。日本が生み出した宝物のような製品・技術、200点以上が一堂に会する会場で、日本の「モノづくり」とその歴史的・文化的背景を考える企画展です。

日本企業の低迷がささやかれる昨今ですが、実は日本のモノづくりはますます意気盛ん。デジタルカメラや内視鏡など世界シェア100%近くを誇る企業がひしめき、一方で、生活を彩る食や遊びの分野でも「日本ならでは」のユニークな製品を生み出し続けています。

本展ではそんな日本のモノづくりの源流を探るべく、まず古代の技術文化に立ち返ります。会場を進むにつれて、「技術の伝承」や「自然との共生」といった古来の精神が、現在の生活を支える技術の中にも根づいていること、そして、長い歴史の中で練り上げられてきた多種多様な技術が結集して、未来をつくる新しい技術へとつながっていることを発見していくでしょう。 伝統技術から最新のビッグプロジェクトまで、千数百年を駆け抜けながら、私たちが未来に向けて何を生み出し、どのような文化を紡いでいくのかを思い描きます。

展示構成

会場内は5 つのゾーンに分かれています。スタートは1300 年前のモノづくり。そのルーツを受け継ぎながら生まれたイノベーション、日常生活の中の世界一、モノづくりの現場、そして未来につながるビッグプロジェクトへ。
百花繚乱、200 点以上もの製品・技術を通して私たちの技術文化の根源と未来を考えていきます。展示場内には、衣服や工業用の素材などに触れ、その機能を実感できる「体験コーナー」もあります。

源=みなもと

世界を驚かせるモノづくりの力は、どのようにして生まれたのでしょうか。古代に立ち返り、自然との共生により育まれた「技」と「感性」の根源に迫ります。

日本を変えた、世界を変えたイノベーション

新しい価値と技術の提案により、日本を豊かに変え、世界を変えたプロダクトが多くあります。そしてその創造力は脈々と受け継がれ、新しいイノベーションへとつながります。

発見!世界一ライフ

日常生活のなかで何気なく使っているアイテムにも、実は世界一の技術が使われています。「衣」「食」「住」「美」「遊」の場面で私たちの豊かな生活を支える、隠れた世界一を紹介します。

潜入!世界一ファクトリー

突出した高精細の技術に支えられている日本の高品質なモノづくり。世界をリードする日本の産業は、製造者がこだわり抜いた「すご技」にあふれています。ふだん目にすることのない、世界一のモノづくりの現場を紹介します。

未来へつなげ、ビッグプロジェクト

世界一の技と人の総合力によって成し得る壮大なプロジェクトは、人々に夢と希望を与え、文化や知恵を未来へとつなぎます。

会場風景

スライド 1: 入り口
入り口
スライド 2: 全景
全景
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関連映像

オープニング・トーク「イプシロンロケット打ち上げ!~そして未来へ~」

基本情報

タイトル
企画展「THE 世界一展 ~極める日本!モノづくり~」
開催期間
2013年12月7日(土)~2014年5月6日(火・祝)
場所
日本科学未来館 1階 企画展示ゾーンb
休館日
火曜日(ただし、祝日と春・冬休み期間中は開館)、年末年始(12/28~1/1)
入場料
大人 1,000円、18歳以下300円 / 団体(8名以上)大人800円、18歳以下240円
※常設展示入場可
※6歳以下の未就学児は無料
※障がい者手帳所持者は当人および付き添い者1名まで無料
主催
日本科学未来館
企画協力
一般社団法人ナレッジキャピタル
総合監修
国立科学博物館 鈴木一義
監修協力
地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター、株式会社三菱総合研究所
協力
一般社団法人日本建材、住宅設備産業協会、一般社団法人日本食品機械工業会、公益社団法人日本包装技術協会、日本化学繊維協会、日本化粧品工業連合会、MOBIO(ものづくりビジネスセンター大阪)
特別後援
株式会社 日本経済新聞社
後援
文部科学省、経済産業省、外務省、独立行政法人情報通信研究機構