一次審査 審査委員 (五十音順)
阿部 信明 (株式会社 クオリティ エクスペリエンス デザイン 映像ディレクター)
伊達 吉克 (株式会社NHKエンタープライズ エグゼクティブプロデューサー)
辻川 幸一郎 (グラフィックデザイナー/映像作家)
堀田 豪 (株式会社ゴーズ代表取締役)
本審査 審査委員 (五十音順)
伊東豊雄
(建築家)
1941年生まれ。65年東京大学工学部建築学科卒業。主な作品に「せんだいメディアテーク」、「多摩美術大学図書館(八王子)」、「台湾大学社会科学部棟」など。日本建築学会賞作品賞、ヴェネチア・ビエンナーレ金獅子賞、王立英国建築家協会(RIBA)ロイヤルゴールドメダル、プリツカー建築賞など受賞。2011年に私塾「伊東建築塾」を設立。これからのまちや建築のあり方を考える場として様々な活動を行っている。
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猪子寿之
(チームラボ 代表取締役社長)
ウルトラテクノロジスト集団チームラボ代表。2001年東京大学工学部計数工学科卒業と同時にチームラボ創業。大学では確率・統計モデルを、大学院では自然言語処理とアートを研究。
インゴ・ギュンター
(アーティスト)
ドイツ生まれ、ニューヨーク在住の新しいメディアを素材とするアーティスト。アートとジャーナリズムにおけるマッピングとデータの視覚化についてのパイオニアとの評価が高い。その作品は世界20カ国以上で展示され、国際機関や美術館に収蔵されている。地球儀上にさまざまな世界的データをグラフィカルに示した「ワールドプロセッサー」シリーズは、「Geo-Cosmos(ジオ・コスモス)」で上映する映像作品にもなっている。
(写真: @2009_Elias Hassos)
ジェフ・ミルズ
(DJ /テクノプロデューサー)
テクノ・プロデューサー/DJとして世界で最も優れた人材といわれる。1984年にラジオ局WDRQのDJとしてキャリアをスタートして以来、デトロイト・テクノを代表する存在として、エレクトロニック・ミュージックシーンに限らずその影響力は絶大。自ら設立したレーベルAxis Recordsではおもにサイエンス・フィクションからインスパイアされ、タイムレスな楽曲を制作し続けている。傑作映画「メトロポリス」の新しいサウンドトラック担当やポンピドューセンターでの展示など、シネマ、ビジュアルからパフォーマンスに至るまで、そのアーティストとしての活動は音楽にとどまらない。2013年3月には、日本科学未来館のシンボル展示「Geo-Cosmos(ジオ・コスモス)」の音楽を手がけた。
(photo by 葛西 龍)
白川 英樹
(ノーベル化学賞受賞・化学者)
1936年生まれ。高分子化学者。「導電性高分子の発展と開発」により、2000年10月、ノーベル化学賞を受賞。筑波大学名誉教授。日本学士院会員。日本科学未来館のGeo-Cosmosのパネルは、白川氏の研究である導電性高分子の技術を応用した有機エレクトロルミネッセンス(有機EL)を使用している。
伊達吉克
(株式会社NHKエンタープライズ エグゼクティブプロデューサー)
NHKスペシャルや大河ドラマのCG制作を数多く手がけるテレビCG映像制作の第一人者。
バーチャルスタジオやリアルタイムCGも開発した。
辻川 幸一郎
(グラフィックデザイナー/映像作家)
CDジャケットや本の装丁などのアートディレクターとして活動をはじめ、 友人のミュージシャンのMV制作を頼まれた事から映像制作をはじめる。 現在ではCM、MV、ショートフィルム、などの映像作品を中心に、webやグラフィックなどの企画など様々なジャンルで国内外問わず制作中。
長谷川 踏太
(Wieden+Kennedy Tokyo エグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクター)
英国ロイヤルカレッジオブアート(Royal College of Art)、インタラクションデザイン科卒。 その後、ソニー株式会社勤務を経て、英国ロンドンに本拠を置くクリエイティブ集団tomatoに所属。インターネット広告やコーポレートアイデンティティなどの分野でインタラクティブな作品を発表。 個人としての活動領域も、アート、文筆、教育など多岐にわたる。2011年春から拠点をロンドンから東京に移し、ワイデン+ケネディ トウキョウのエグゼクティブクリエイティブディレクターに就任。
本審査 審査委員長
毛利 衛
(日本科学未来館 館長)
1948年生まれ。理学博士。北海道大学助教授を経て、85年に日本初の宇宙飛行士に選抜される。92年と2000年スペースシャトル「エンデバー号」に搭乗し、宇宙実験や地球陸地立体地図作成データ取得を行った。2000年日本科学未来館初代館長に就任。03年しんかい6500に搭乗し深海での科学実験を遂行。同年、南極で皆既日食の生中継を行う。11年「つながり」プロジェクトを始動。専門は核融合材料科学、真空表面科学、宇宙実験、科学コミュニケーション。